【警告】鹿島=金崎(29分)、植田(56分) 磐田=川又(82分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】中村俊輔(磐田)

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[J1リーグ第8節]鹿島 0-3 磐田/4月22日/県立カシマサッカースタジアム
 
【チーム採点・寸評】
鹿島 4.5
 バイタルエリアとゴール前での厳しさが足りず、あっさりと2点を献上。P・ジュニオール、L・シルバを頭から投入した後半に猛攻を見せるも、著しく決定力を欠いてゴールを奪えず。79分にも3点目を決められるなど、最後まで不甲斐ない出来だった。

【鹿島 0-3 磐田 PHOTO】川又、俊輔、川辺の豪快弾&完封で磐田が王者に完勝!
 
【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ケ端準 5
川又のヘッドはノーチャンス。中村のミドルや川辺の一撃には懸命に反応したが、防げなかった。
 
DF
22 西 大伍 5
川又との競り合いに負けて、失点を許す。守備面よりも攻撃面で存在感を放ったが、脅威を与えるには至らなかった。
 
5 植田直通 5.5
的確なポジショニングでクロスを撥ね返し、空中戦でも強さを発揮したが……。磐田の決定力の高さの前に、悔しさが残る結果に。
 
3 昌子 源 5
川又との肉弾戦でやや苦戦。若い小川との勝負でも格の違いを見せられず。得意のフィードも味方と呼吸が合わなかった。最終ラインの要として、求められる仕事ができなかった。
 
16 山本脩斗 5.5
周囲のバランスをよく見ながら、高い位置を取って攻撃をサポート。ただし、ボールホルダーに食いつきすぎて、隙を与えた面も。
 
MF
6 永木亮太 5.5
幅広く動き回りながら攻守をつなぐ。ただ、縦に入れるパスにミスが散見。65分のミドルは吹かしてしまい、86分の際どい一撃はGKに防がれた。
 
40 小笠原満男 5.5(HT OUT)
テンポ良く左右に捌いて組み立てたが、運動量が足りなかった印象。前半終了間際、中村俊とのマッチアップは見応えあり。奪い切れなかったが、抜かせなかった。
 
25 遠藤 康 5.5(88分OUT)
何度もダイアゴナルの動きでゴール前に侵入し、ゴールを狙ったが、磐田の堅守を崩せず。アーリークロスを放り込むなど、多彩なアプローチを見せるも奏功せず。
 
30 安部裕葵 5(HT OUT)
左MFでリーグ初スタメン。アグレッシブにプレーに絡み、攻撃を活性化しようとしたが、期待された決定的な仕事は果たせないまま、前半だけで終わった。
 
FW
33 金崎夢生 5
シンプルなダイレクトプレーで近くにいる選手を前向きにさせる。サイドに開いてチャンスメイクもこなしたが、ゴールは遠かった。
 
8 土居聖真 5
スペースに顔を出してパスを引き出し、リズムをもたらすプレーは悪くなかった。後半はスタートから左MFでプレーし、シュート4本も決め切る力が足りなかった。
 
交代出場
MF
4 レオ・シルバ 5.5(HT IN)
小笠原に代わり、ボランチで後半からピッチに。持ち前の推進力で後半の猛攻を下支えしたが、勝利には導けずに終わる。
 
FW
7 ペドロ・ジュニオール 5(HT IN)
後半から出場し、金崎と2トップを形成。多くのチャンスに絡んだが、ノーゴール。63分のGKとの1対1は決めるべきだった。
 
FW
9 鈴木優磨 -(88分IN)
右MFで出場したが、高い位置で勝負。何度か相手ゴール前で仕事をしたものの、思うようなボールが届かず、シュートゼロで終わる。
 
監督
石井正忠 5
前半は我慢の展開。後半は助っ人ふたりを投入して攻撃の強度を上げたが、仕留め切れず。文字通り、完敗だった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
磐田 6.5
 チャンスを確実にモノにし、前半だけで2点のリードを奪う。後半は押し込まれる時間帯が続くも、粘り強く守り、ダメ押しの3点目をゲット。王者相手に、見事な完封勝利を収めた。
 
【磐田|採点・寸評】
GK
21 カミンスキー 6(20分OUT)
先制した直後のプレーで、相手との接触で左腕を負傷して無念の途中交代。
 
DF
3 大井健太郎 6.5
森下、高橋と組む3バックは鉄壁の頑丈さ。自身は常に身体を張り続け、鹿島のエース金崎に仕事をさせなかった。
 
35 森下 俊 6.5
随所で気合の入ったディフェンスを披露。2列目から何度もエリア内に入ってくる相手に対しても、落ち着いて対処した。
 
41 高橋祥平 6.5
身体を投げ出してシュートやクロスをブロック。9分のセットプレーのチャンスではヘッドで狙うも決まらなかったが、フィードやサイドチェンジで魅せた。
 
MF
5 櫻内 渚 6.5
中との絡みもスムーズに、右サイドから仕掛ける。川又の先制点のアシストに見られるように、質の高いクロスを供給。ディフェンスも精力的にこなした。
 
23 山本康裕 7
ムサエフ欠場を受け、ボランチで久々の先発出場。飛び出してくる相手をしっかり監視し、空いたスペースを素早く埋めて、ミドルゾーンの守備力を高める。鋭い読みでインターセプトして、攻撃のスイッチを入れる働きも。終了間際の狙いすましたFKは枠の外に。
 
40 川辺 駿 6.5
相手が隙を見せれば、ハードなタックルをかます場面も。防戦一方だった後半、ワンチャンスを生かして強烈なミドルを突き刺し、試合を決めた。
 
13 宮崎智彦 6
古巣相手に健闘。まずは守備を優先させてから、機を見た攻撃参加が効いていた。相手の頭上を越すパスで局面を打開するプレーも。
 
MAN OF THE MATCH
10 中村俊輔 7(87分OUT)
行くと見せかけて、行かない。逆を取るプレーで相手を手玉にとり、21分には強烈ミドルでネットを揺らす。先制点の場面でも、相手を引きつけてから櫻内に配給。状況によっては最終ラインに入って守備をこなすなど、攻守両面でハイパフォーマンスを見せた。76分の高位置でのFKは壁に阻まれたが、ファウルを誘う身体の使い方はまさに熟練の技だ。
 
11 松浦拓弥 6
インパクトを放ったとは言えないが、要所でプレーに絡み、高いキープ力で時間を作る。ゴール前で粘り、中村のゴールをお膳立て。劣勢の後半は守備で奮闘を見せた。
 
FW
20 川又堅碁 6.5(90+1分OUT)
櫻内のクロスに頭で完璧に合わせて、流れを呼び込む先制点を叩き込む。持ち前の高さは、守備時のセットプレーでも頼りになった。
 
交代出場
GK
1 八田直樹 7(20分IN)
前半途中のカミンスキーの負傷により急きょ、ピッチに立つも、セービングは終始安定。63分のP・ジュニオールとの1対1をビッグセーブし、最終ラインの背後のケアも万全だった。
 
MF
14 松本昌也 -(87分IN)
あまりボールが回ってこなくて、見せ場は作れなかった。ただ攻撃にも守備にも積極的な姿勢を見せ、勝利の確率を高めた。
 
FW
18 小川航基 -(90+1分IN)
昌子との球際の勝負では一歩も引かず。限られたプレータイムのなか、必死にプレーに絡もうとした。
 
監督
名波 浩 6.5
カミンスキーの負傷というアクシデントにも慌てずに采配。中央を固めた守備で相手の良さを消し、プラン通りに勝点3を掴んだ。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。