岩田寛はあまりの一打に酔いしれる(撮影:村上航)

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<パナソニックオープン 3日目◇22日◇千葉カントリークラブ 梅郷コース(7,130ヤード・パー71)>
直接カップに入ったワケでもない。バーディにつながったワケでもない。名もなき一打に、理想高き男が酔いしれた。
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トータル9アンダーで首位と1打差の2位タイにつけた岩田寛が思わず打った瞬間に「この球すごくない?」とキャディにつぶやいた。2番ホールのセカンドショット。残り約187ヤードを5アイアンで放ったボールは「スイング、音、スピン量が一致した」とイメージ通りの一振り。ボールはやや右に切れながらピンハイについたが、「球筋とか見ていないです。打った瞬間良すぎて」とまで言い切った。
その後は理想に近いショットは「一切なかった」と語ったものの、直後のパー3でティショットをチャンスにつけるなど5バーディを奪取。「今までは“こうしたらこうなる”というのすらなかったので、2番ホールのショットはいいきっかけになるんじゃないかなと思う。向かう方向が分かったのかなって」。米国PGAツアー参戦中から長く続いた不振にわずかに光が差した瞬間だった。
「今はいい意味で自分にしか興味がない」と周囲のスコアを気にすることなく、自身のプレーに没頭していたが、気が付けば優勝を争う位置。PGAツアーでは気が付けば周囲に置いていかれるという状況を何度も味わっているだけに、「不思議だなと思う」とは正直なところだ。だがツアーのレベルの差を差し引いても、「自分が思っているよりもちょっとうまいのかもしれない」と少しだけ認めることができた18ホールはまた一歩前進と言えるかもしれない。
ツアー3勝目を狙う最終日も、2番のようなショットを追い求めて自身のゴルフに集中するが、イメージ通りのショットを続けた結果、頂点にたどり着ければ言うことはない。過去2度の優勝でも、この日の2番のようなショットがあったわけじゃない。2つを兼ね備えた瞬間を迎えた時、「また新たな扉が開くんじゃないですかね」と言った。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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