FW闘莉王が2戦連発も松本が追いつき勝ち点1を分け合う《J2》

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▽22日、明治安田生命J2リーグ第9節の京都サンガF.C.vs松本山雅FCが京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場で行われ、1-1のドローに終わった。

▽ここまで 2勝1分け5敗で降格圏の21位に位置する京都と、4勝1分け3敗で7位に位置する松本の一戦。前節の愛媛FC戦でハットトリックを達成した田中マルクス闘莉王は、ケヴィン・オリスと2トップを組んだ。一方の松本は前節のロアッソ熊本戦から同じ11名をスターティングメンバーに並べた。

▽序盤から主導権を握ったのはホームの京都。3分、敵陣でFKを得ると、石櫃が浮き球のパスを送る。これをケヴィン・オリスが落とすも、DFが対応する。

▽京都は18分、石櫃が右サイドからクロスを送ると、ケヴィン・オリスがボックス内でヘッドも左ポストを直撃する。19分には小屋松がシュートを放つも、DFに阻まれる。

▽闘莉王、ケヴィン・オリスの高さを使うためにクロスを多く供給し攻める京都に対し、松本は工藤を中心に攻め込む。33分にはその工藤がドリブルでボックス内に侵入。しかし、DFに対応される。直後には工藤のパスからセルジーニョがダイレクトシュート。しかし、枠を捉えられない。

▽ゴールレスで前半を終えた両チームだったが、京都が先制に成功する。52分、ハ・ソンミンがドリブルで持ち込みボックス内でパス。これを受けた闘莉王がそのまま蹴り込み、2試合連続ゴールで京都がリードを奪った。

▽先制を許した松本だったが63分、ボックス内で工藤がキープしシュート。こぼれ球をセルジーニョが狙うも空振ると、大外に走り込んだ飯田が流し込んで、松本が同点に追いつく。

▽追いつかれた京都は66分、左サイドでFKを得た京都は石櫃がクロス。ケヴィン・オリスが中央でヘディングシュートも、GK村上がなんとかセーブする。

▽京都はその後も攻め込む時間が続くと83分にビッグチャンス。闘莉王がドリブルで持ち上がり左サイドの岩崎にパス。岩崎がクロスを送るも、DFがクリアする。

▽その後もホームの京都が攻め込む時間が続くものの、フィニッシュの精度を欠いてしまい得点を奪えず。結局そのまま試合は終了し、1-1のドローに終わった。