▽22日に県立カシマサッカースタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ第8節の鹿島アントラーズvsジュビロ磐田は、アウェイの磐田が3-0で勝利した。

▽5勝2敗で3位の鹿島と、3勝1分け3敗で10位の磐田が激突した。今シーズン2度目の連勝街道を狙う鹿島は、高卒ルーキーの安部をJリーグ初先発起用。一方、今シーズン初の連勝を目指す磐田は、[3-4-2-1]のシステムを用いた。

▽かつてJリーグの覇権を争った両チームの一戦は、立ち上がりから一進一退の攻防。やや鹿島ペースの中、磐田が均衡を破る。15分、ボールを持ち上がった中村俊輔がタメを作り、右サイドに展開。櫻内のクロスに中央の川又が頭で叩き込んだ。

▽先制後、GKカミンスキーの負傷交代に見舞われた磐田だったが、21分に追加点。自身が上げた浮き球パスのクリアボールにすかさず反応した中村俊輔がバイタルエリア手前から左足を振り抜く。鋭い弾道のシュートをゴール右上隅に突き刺した。

▽2点ビハインドで試合を折り返した鹿島は後半の頭から安倍、小笠原に代えて、ペドロ・ジュニオール、レオ・シルバを投入。前がかりになるが、59分に裏を取ったペドロ・ジュニオールのラストパスに精彩を欠くなど、ゴールネットを揺らすまでには至らない。

▽続く63分にも金崎のお膳立てからペドロ・ジュニオールに決定機が巡ってきたものの、GK八田の牙城を打ち破ることができない鹿島。さらに、68分には遠藤のスルーパスから金崎がGKとの一対一を迎えるが、この好機もモノにすることができない。

▽すると、鹿島の圧力に押されていた磐田が勝利を大きく手繰り寄せる3点目。84分、川又がバイタルエリア右寄りの位置で相手に囲まれながらボールをキープしにかかると、こぼれ球を拾った川辺が思い切りの良い右足のシュートでネットを揺らした。

▽完全に瀬戸際に立たされた鹿島は最後の交代枠で遠藤を諦めて鈴木をピッチに送り込むが、時すでに遅し。最後までゴールが遠かった鹿島は2試合ぶりの黒星で今シーズン3敗目を喫した。昨年のJリーグ王者に完封勝ちの磐田は今シーズン初の連勝を飾っている。