広島と仙台の一戦は劇的ドロー、仙台は3発逆転も土壇場で勝利逃す

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 2017明治安田生命J1リーグ第8節が22日に行われ、サンフレッチェ広島とベガルタ仙台が対戦した。

 前節を落とした広島はDF千葉和彦やMF青山敏弘、FW工藤壮人らが先発。対する仙台はDF菅井直樹やFW石原直樹がスターティングメンバーに名を連ねている。

 最初にチャンスを作ったのは仙台。3分、クリスランが倒されて獲得したFKを三田啓貴が狙うが、ボールはわずかに枠を外れた。8分には三田のFKがゴール前の大岩一貴につながるが、相手守備陣に阻まれてシュートを打てない。

 なかなかシュートまで持ち込めていなかった広島だが、20分に柏好文がカットインからシュートを放つと、徐々に試合のペースを掴み始める。22分にはエリア内の混戦から水本裕貴がゴールを狙うが、ここは仙台の堅い守備がチャンスを作らせない。

 拮抗した展開が続く試合は、両チームともチャンスらしいチャンスがないまま前半を折り返した。

 試合は後半開始早々に動く。54分、広島の高橋壮也が右サイドを駆け上がり中央へパスを出すと、柴崎晃誠がDFを背負いながらボールをキープ。最後はエリア左で待っていた柏がゴールへ流し込み、待望の先制点を奪取した。

 さらに広島は60分、左サイドからのクロスにアンデルソン・ロペスが足で合わせ、シュートのこぼれ球を工藤が押し込んでゴール。ホームの広島が立て続けに得点を奪い、仙台を突き放す。

 2点を追う仙台は65分、エリア手前の連携から三田が抜け出してシュートを放つが、ここは相手GKの好セーブに見舞われた。すると68分、三田のクロスに梁勇基がダイレクトでシュート。これがゴール左隅に決まり、仙台が1点を返す。

 73分、仙台はエリア後方でFKを獲得。このチャンスにキッカーの三田が左足を振り抜くと、ボールは鮮やかな軌道を描いてゴール左角に決まり、あっという間に仙台が試合を振り出しに戻す。続く76分、仙台はエリア内で細かくパスをつなぎ、増嶋竜也が浮き球のクロスを供給する。これに石原が頭で合わせ、2点差をひっくり返す逆転ゴールを奪った。

 試合はこのまま終わるかと思われたが、後半アディショナルタイムに再び試合が動く。右サイドからのクロスがこぼれると、最後は柴崎がシュート。これが決まって広島が同点に追い付く。ここでタイムアップを迎えた一戦は、3−3の引き分けに終わった。

 次節、広島は30日にFC東京と、仙台は清水エスパルスと対戦する。

【スコア】
サンフレッチェ広島 3−3 ベガルタ仙台

【得点者】
54分 1−0 柏好文(広島)
60分 2−0 工藤壮人(広島)
68分 2−1 梁勇基(仙台)
73分 2−2 三田啓貴(仙台)
76分 2−3 石原直樹(仙台)
90分+5 3−3 柴崎晃誠(広島)