札幌が粘りを見せるも浦和が“疑惑”のPKで逃げ切りに成功し首位キープ《J1》

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▽22日、明治安田生命J1リーグ第8節の浦和レッズvs北海道コンサドーレ札幌が埼玉スタジアム2002で行われ、3-2で浦和が勝利した。

▽現在5勝1分け1敗の勝ち点16で首位に立つ浦和は、前節のFC東京戦からスタメンを1名変更。菊池に変えて関根を右のワイドに配置し、興梠が1トップの位置に入る[3-4-2-1]のフォーメーションで臨んだ。一方の札幌はここまで2勝2分け1敗の勝ち点8で15位。前節の川崎フロンターレ戦からこちらも1名スタメンを変更し、内村に変えて菅を起用。[3-3-2-2]で試合に臨んだ。

▽立ち上がりから主導権を握ったのは浦和。3分、武藤からのパスを右サイドで受けた関根がドリブル突破。クロスを上げるも、GKク・ソンユンがキャッチする。6分には、ボックス手前中央から宇賀神がミドルシュートを放つも、再びGKク・ソンユンが正面でキャッチする。

▽札幌は11分に左CKを得ると、福森のクロスにニアサイドへ飛び込んだ宮澤がヘッド。シュートは枠に飛ぶも、GK西川がしっかりとキャッチする。

▽14分、札幌が自陣でパスミス。これを拾った宇賀神が早めにクロスを入れると、ファーに流れたボールをフリーで関根が受け、ボックス内右からシュート。しかし、これもGKク・ソンユンがセーブする。

▽立ち上がりから攻め立てる浦和の攻勢は止まらない。16分、柏木からのロングフィードに反応した興梠がオフサイドラインぎりぎりで抜け出すと、ボックス内で胸トラップからループシュート。前に出たGKク・ソンユンの頭上を越えていくも、これはわずかに大きく枠を捉えられない。

▽さらに19分、遠藤のフィードをボックス内でパスを受けた関根がGKク・ソンユンと一対一に。しかし、シュートを選択せずに上がってきた興梠に戻してしまい、DFにクリアされる。それでも、これで得たCKからゴールが生まれる。柏木がゴール前にクロスを送ると、ボックス中央でラファエル・シルバが競り合うと、こぼれ球にいち早く反応し倒れ込みながらシュート。これがネットを揺らし、浦和が先制する。

▽先制した浦和は25分にカウンターから決定機。武藤がドリブルで持ち出し、ラファエル・シルバへパス。ボックス内中央からラファエル・シルバがシュートを放つも、GKク・ソンユンにセーブされる。

▽攻め立てる浦和だったが27分にミスからピンチを迎える。宇賀神のバックパスのズレを突き、スペースに流れたボールを都倉が追いかけるも、GK西川が大きくボックスを飛び出して何とかクリアする。

▽徐々に攻撃のリズムが出てきた札幌は34分、一瞬の隙を突いて同点ゴールを奪う。左サイドでボールを持った田中が中央にボールを送ると、都倉の落としが浮き球になると菅がヘッド。これをオフサイドラインぎりぎりで抜けた兵藤がGK西川との一対一を冷静に沈め、同点に追いつく。

▽追いつかれた浦和だったが、40分に勝ち越しに成功する。左サイドを仕掛けた宇賀神がクロス。これをボックス中央で興梠がどんぴしゃヘッドで合わせるも、GKク・ソンユンが素晴らしいセーブ。しかし、こぼれ球をボックス内で関根が豪快に蹴り込み、浦和が勝ち越しに成功する。

▽浦和が1点リードで迎えた後半、最初にチャンスを作ったのは札幌。50分、都倉がボックス右でパスを受けると、対峙したDF2人の間を強引に突破。ボックス内右から左足でシュートを狙うも、枠を外れる。

▽浦和は58分、ボックス手前でFKを得ると、柏木が直接狙うも、壁がわずかに触れて枠を外れる。60分には、ボックス内でGKク・ソンユンをかわしたラファエル・シルバが倒れ込みながらもシュート。しかし、力なくDFが処理する。

▽73分には興梠がビッグチャンス。ラファエル・シルバのスルーパスに反応し、そのままシュート。これはGKク・ソンユンにセーブされるも、こぼれ球を拾いに行ったところで倒れるとPKの判定に。興梠自身の足がかかって倒れたように見えたが、荒木主審はPKスポットを指し、興梠がこのPKを落ち着いて決めてリードを2点とする。

▽反撃に出たい札幌は小野を投入。小野は清水エスパルス時代以来6年ぶりの埼玉スタジアム凱旋となった。札幌は小野の投入により攻撃を活性化させると87分、ボックス手前でFKを獲得。これを福森が直接狙うと、鋭いシュートがゴール右下に決まり、札幌が1点差に迫る。

▽同点を目指す札幌だったが、浦和がボールを握って時間を与えず。結局そのまま試合が終了し、3-2で浦和が勝利し、首位をキープした。