ロシアの首都モスクワ市内にあるFSBの庁舎(2010年3月29日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】ロシア極東ハバロフスク(Khabarovsk)の連邦保安局(FSB)の庁舎が21日に襲撃された事件で、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行を認めた。米国を拠点とする監視団体が発表した。

 IS傘下の通信社アマック(Amaq)は、「治安情報筋」の発言を引用してISの犯行だったとするアラビア語の短い記事を、メッセージアプリ「テレグラム(Telegram)」で発表した。

 米国のテロ組織監視団体SITEインテリジェンス・グループ(SITE Intelligence Group)が英語に翻訳したところによると、この情報筋はISの「戦闘員」1人がFSBの庁舎を攻撃し、3人を殺害して複数の負傷者も出したと語ったという。

 ロシア当局は、この襲撃で死亡したのはFSB職員と民間人の計2人だとしている。他に1人が負傷したと報じられた。FSBによると犯人は射殺され、犯人はネオナチのグループに所属していたとの情報があるという。

 北カフカス(North Caucasus)地方を除けば、ロシアで法執行機関の職員が殺害される襲撃事件は珍しい。

 ロシアでは今月3日にサンクトペテルブルク(St. Petersburg)の地下鉄で自爆攻撃とみられる爆破事件があり15人が死亡して以来、警戒感が強まっている。
【翻訳編集】AFPBB News