【警告】川崎=E・ネット(16分) 清水=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】金子翔太(清水)

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[J1リーグ8節]川崎 2-2 清水/4月21日/等々力
                                                              
【チーム採点・寸評】
川崎 5.5
攻撃に対する意識を変えて臨んだ試合で、狙い通りに清水を攻め込む。先制点を跳ね返し、逆転にまで持ち込んだだけに、勝ちきれなかったのが残念。

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【川崎|採点・寸評】
GK
1 チョン・ソンリョン 5.5
先制点の場面も2失点目も、GKにとっては過酷なシュートだった。守備機会の少ない試合でもあり、難しい試合になった。
 
DF
2 登里享平 6
右SBとして先発。序盤から高い位置を取って相手を牽制し押し込んだ。清水を圧倒する試合内容を実現する原動力となっていた。
 
3 奈良竜樹 5.5
対人プレーでの力強さで清水の攻撃を凌いだが、2失点は悔やまれる。試合を通しフィード自体も悪くなかっただけに後半アディショナルタイムのキックが惜しまれる
 
5 谷口彰悟 5
チームの生命線であるコンパクトさを保つべく最終ラインを高く維持する。カウンターによる清水の攻撃を凌いでいたが、縦パスを引っ掛けられて先制点を与えた。
 
7 車屋紳太郎 5
攻撃的な意識を崩さず、ポジションを前に取り続けたが、もう一つ形を作れず。後半アディショナルタイムの同点ゴールの対応が悔やまれる。
 
MF
21 エドゥアルド・ネット 5.5(HT OUT)
中村とのバランス感覚が良かった。最終ラインに落ちてリスク管理しつつ、縦に勝負のパスを入れたが、もう少しミスを減らしたい。
 
14 中村憲剛 6
ボランチとして中盤に君臨しつつ、逆転弾の場面のような攻撃参加で結果を出した。90分を通しての内容が良かっただけに、ラストプレーが悔やまれるところ。
 
13 三好康児 4.5(83分OUT)
シュートで終わる意識は買いたい。ただ、だとすれば決めなければならない。決められないなら周りを使うべき。結果論だが、プレーの判断が悪い。
 
8 阿部浩之 6
よく走った。その運動量で攻撃時には、チャンスをもたらし、守備では相手からフリーなスペースを削り続けた。移籍後初ゴールでチームに勢いをもたらす。
FW
27 大塚翔平 6(79分OUT)
敵の間に顔を出してボールを引き出すという役割を果たす。ペース配分を考えずに走り続けるとの宣言通りの働きで献身性を見せた。交代間際に精度を落としたが、頑張った。
 
11 小林 悠 6
攻守両面で清水を圧迫し続け、逆転ゴールをアシスト。パスさえ出てくれば、というところにも顔を出しており、その役割を十分に果たしていた。
 
交代出場
MF
19 森谷賢太郎 5.5(HT IN)
E・ネットに代わっての出場で、よくボールに顔を出してパスを引き出していた。攻撃に出るチームに対し、堅実なプレーを続けた。
 
MF
16 長谷川竜也 -(79分 IN)
大塚に代わって途中出場。スペースへのフリーランと前線からの守備で、チームのアグレッシブさを維持したが結果につながらず。
 
MF
6 田坂祐介 -(83分 IN)
前線でややミスの多かった三好との交代でクローザーの意味合いが強い起用だったが、ラストワンプレーに泣く結果に……。
 
監督
鬼木 達 6
この試合から攻撃的な姿勢を選手に貫かせ、実際に試合内容が変わった。逆転に至るその手腕は見事だっただけに、勝てなかったのは残念。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
清水 6.5
前半から川崎の攻撃を凌ぎ先制。逆転されても諦めず、土壇場で追いつく勝負強さは見事だった。勝利は遠かったが、勝点1は十分な結果
 
【清水|採点・寸評】
GK
13 六反勇治 5.5
失点はともに難しい弾道で致し方ない。守備範囲も広く、セットプレーでも危機を未然に防いだ。2失点はしたが、悪くはなかった。
 
DF
5 鎌田翔雅 5(84分 OUT)
車屋とのマッチアップは必ずしも封じ込めたとはいえなかったが、楽に上げさせなかったことで決定的な場面も許さなかった。
 
3 犬飼智也 5.5
粘り強く守備に立ち、角田との連携で川崎の攻撃陣に対抗した。ときにポジションブレイクして食いつく守備が良かった。
 
45 角田 誠 5.5
パスを回される難しい試合のなか、最終ラインを上手く統率して川崎に楽にプレーさせなかった。パスをさばき、苦境を上手く凌いだ。
 
25 松原 后 5
守備に回る時間が長く周りとの選手の連携で上手く対応していたが、崩されることも少なくなかった。ただ時折見せる攻撃参加で相手を圧迫した。
 
MF
7 六平光成 6
ボールを支配される苦しい展開ではあったが、前後左右に上手くポジションをずらして対応した。
 
14 野津田岳人 5.5
守備に追われる中でもワンチャンスを逃すまいと2列目から果敢に前線に飛び出していく意識の高さは川崎にとって圧力となっていた。
 
22 枝村匠馬 5.5(69分 OUT)
守備ブロックのひとりとしてボランチと連係し、ボールホルダーにプレッシャーを掛ける一方、タイミングを見計らった攻撃参加で川崎ゴールに迫った。
 
10 白崎凌兵 5.5
試合展開上守備に回る時間が長くなるなか、周囲の選手と連動して川崎の攻撃を遅らせた。また前線にも顔を出し、攻撃でアクセントとなった。
FW
30 金子翔太 6(79分OUT)
14分の先制点が記念すべきJ1通算20000ゴールとなる。守備面でも全力でプレスバックするタスクをこなしながらの大仕事だった。
 
9 鄭 大世 5.5
ボールを握れない展開の中、よく川崎ボールを追いかけてチームプレーに徹する。先制点をアシストする一方、シュート1本は悔しい。
 
交代出場
MF
11 村田和哉 5(69分IN)
持ち味のスピードを活かしたかったが、試合展開がそうさせてくれなかった。思うように見どころを作れなかったが同点ゴールに関わる。
 
FW
8 チアゴ・アウベス 6(79分IN)
後半ATのワンチャンスをものにしてチームに勝点1をもたらす大仕事をやってのけた。ただ、それ以外の場面では目立てず。
 
FW
19 ミッチェル・デューク ―(84分IN)
終盤にどうにか状況を打開したい場面での投入。前線に張って起点であろうとした。
 
監督
小林伸二 6
主導権を握られる難しい展開の中、先制点を守れなかったのは痛い。ただ、交代策が成功するなど、2点を奪った試合運びは見事だった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文:江藤高志(川崎フットボールアディクト編集長)