国連大学で「世界文明フォーラム2005」の公開セッション
【ライブドア・ニュース 2005年07月22日】− 「世界文明フォーラム2005(World Civilization Forum 2005)」の公開セッションが22日、東京都渋谷区のUNハウス(国連大学本部)で開かれた。20日に始まった同フォーラムは「いかにして世界の若者の心をひとつにし、対立を乗り越えるか」をテーマに、文明の現状と人々の調和を実現する方法について国内外の有識者が話し合いをするのが目的。ハーバード大学教授で同フォーラムの総合議長を務める経済学者のアマルティア・セン氏(インド)が開会を宣言。文明という枠組みの捉え方、世界文明の発想やフォーラムの趣旨について説明した後、司会の紹介で小泉純一郎首相が飛び入り参加し、会場を沸かせた。
小泉首相は「日本は島国だが、過去多くの交流をしてさまざまなものを日本人に合うような形で吸収・融合し、発展してきた。大切なのは特殊か普遍的かのどちらかではなく、特殊性を持ちながら普遍的なものに広げていく努力」と話し、「スポーツ、芸術などに見られるように、違いや多様性を楽しむ時代になった。世代を超えて語り合い、対立や文化の違いを乗り越えて共通の意識を持つために、議論をするのは極めて有意義だ」とフォーラムの成功を祈った。
22日に開かれたのは「グローバル化する世界における正義のためのパートナーシップ」「潜在能力の拡大としての開発:正義・自由・福祉へのさまざまな道」「グローバル化時代の芸術」の3つの公開セッション。イランのハタミ大統領顧問のセイエド・モハンマド・アリ・アブダヒ氏や、サウジアラビア経済企画大臣のハリード・ビン・ムハンマド・アル=ゴサイビ氏などが出席した。【了】
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