レンジャーズのジョシュ・ハミルトン【写真:Getty Images】

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左膝のリハビリ中に右膝も負傷「残念だが、心折られてはいない」

 レンジャーズは21日(日本時間22日)、マイナー契約を結んでいたジョシュ・ハミルトン外野手との契約を解除したと発表した。ハミルトンは今年1月にメジャーキャンプ招待を含むマイナー契約を結んでいたが、左膝の状態が思わしくなく離脱。2月27日に関節鏡視下手術を受けたが、開幕後は傘下3Aで故障者リスト(DL)入りしたまま、戦列に戻ることはなかった。

 ハミルトンは左膝のリハビリ中に右膝も痛め、近々手術を受ける予定だという。球団を通じ「残念だが、膝の問題で今季プレーできないことに心折られてはいない。右膝の手術をした後で状況を見極めたい。サポートし励ましてくれたレンジャーズと素晴らしいファンに感謝したい」とコメントした。

 レンジャーズのダニエルズGMは「ジョシュ(ハミルトン)は、我々のユニフォームに袖を通した、屈指の才能とカリスマ性、実績を持つ選手の1人として、レンジャーズの歴史に永遠に名を刻んだ。ご家族と共に、彼が回復することを祈りたい」とコメントしている。

 薬物依存などから立ち直ろうと奮闘し続けたハミルトンは、2007年にレッズでメジャーデビューを果たして以来、レンジャーズ、エンゼルスでプレー。通算打率.290、200本塁打、701打点を記録し、2010年にはア・リーグMVPに輝いた。5度のオールスター選出経験も持つ選手だが、ここ数年は両膝の怪我に悩まされていた。