ハッシュタグ「#DisabledAndCute(障がい者&キュート)」が話題!
アメリカ・ニューヨーク州ロックポートに暮らすジャーナリストのキア・ブラウンさん(25歳)は、麻痺のため体や筋肉を動かすのが難しいという症状を抱える女性。コスモポリタン アメリカ版によると、そんな彼女のあるツイートが今大きな話題を呼んでいるそう。
「(障がい者は)可哀想、そして憐みの対象と思われがち。でも障がいがあること="魅力的じゃない"と考えるのは間違いよ」と語るキアさん。自分に自信を持ち、 "カワイイ""美しい"と思うことの大切さ、そして「障がいはネガティブなことではない」というメッセージを伝えようと、ある日ハッシュタグ「#DisabledAndCute(障がい者&キュート)」付きの自分の写真をツイートすることを決意した彼女。
I want to shoutout my Disabled brothers, sisters, & non-binary folks! W/ #DisabledAndCute pic.twitter.com/Qcx5mvc1UI
- Keah Brown (@Keah_Maria) February 12, 2017
するとキアさんが予想もしなかったほどの大きな反響が。目に見える障がい、見えない障がい、国や人種、性別――そういった垣根を超え「#DisabledAndCute」が世界中に拡散され、たくさんの人たちが自分の魅力的な写真をSNSに投稿するムーブメントに発展!
#DisabledandCute cutest shawty with RA you'll see (hands don't always work but I keep em up) pic.twitter.com/qJ2rleKpKO
- 9ine (@noshaidah) February 15, 2017
関節リウマチと共に生きる女の子(手が思うように動かない時もあるけど、それでも手を上に上げるわ)。
#DisabledandCute Shoutout to all my ♿️ sisters out here pic.twitter.com/TXsEJHk6U6
- Unruly ♿️ (@Eliza_Heidi) February 12, 2017
そこにいるみんな、声を上げましょう!
体を愛すること、受け入れること、包み隠さないこと。「#DisabledAndCute」が登場して嬉しい!
#disabledandcute I'd prefer handsome, but cute will suffice. ♿️ pic.twitter.com/AMEcS7zday
- Ajani 'AJ' Murray (@gotnextaj) February 15, 2017
"ハンサム"って言われたほうが嬉しいけど、"キュート"も悪くないね。
#DisabledandCute is an actual hashtag yasss I love it. I only use my chair part-time but always make sure I look sassy in it. pic.twitter.com/UMJ9NMC2bN
- Poppy Akinola (@PoppyAkinola) February 13, 2017
このハッシュタグ大好き! 私は常に車椅子を使っているわけじゃないけど、使うときはクールに見えるようにしてるわ。
#disabledandcute, howbow dah? pic.twitter.com/Hpmrbu70nn
- Marina Carlos (@MarinaCpom) February 12, 2017
これでどう?
#disabledandcute you rang? pic.twitter.com/AvnSuCGCXQ
- Jasmine Stairs (@snazel) February 12, 2017
呼んだ?
#disabledandcute hell yeah I am pic.twitter.com/WPOZGXecer
- Corinne Duyvis (@corinneduyvis) February 12, 2017
ここにもいるわよ。
Oh hey, did someone (@Keah_Maria) say #DisabledandCute? Because... pic.twitter.com/dTTya3838m
- Kayla Whaley (@PunkinOnWheels) February 12, 2017
「#DisabledAndCute」って聞こえたから来てみた。
その後、障がいのない人たちからもこのツイートが注目され、(障がいを持つ自身の)兄弟や子どもの写真の投稿も増加。慌てたキアさんが「(自分以外の人の)写真を投稿する場合は許可を得てから! プライバシーに配慮を」と呼びかけると、人びとは理解を示しマナーを守って投稿するようになったのだとか。
#disabledandcute i'm so glad to see the tag doing well but a reminder that it's uncool to post people's pictures without their permission.
- Keah Brown (@Keah_Maria) February 15, 2017
ハッシュタグが広まるのは嬉しいけれど、本人の許可なしに投稿するのは良くないって覚えておいてね。
「障がいは、私の一部ではあるけれど、すべてではありません。『障がいがなければいいのに』なんて思ったこともないから、隠すなんてことも考えたことなかったわ」と語るキアさん。「#DisabledAndCute」が広まることにより、人びとがこういった話題をオープンに語るきっかけになれば、と考えているそう。
「主要なメディアで働く人や健常者に考えてほしいんです。私たち障がい者は"感動物語"を世間に広めたいわけじゃないし、憐れんでほしいわけでもない。才能があり、魅力的な1個人であることを分かってほしいんです」
事実、多くの人たちにとってこのハッシュタグが考えるきっかけになったはず。投稿に参加した人たちのパワーによって、今後もこのムーブメントは勢いを増していきそうです。
Looking through #DisabledAndCute and loving all these people pic.twitter.com/0p2eddXVpc
- xx (@robbxx2) February 15, 2017
「#DisabledAndCute」の画像を見てたんだけど、この人たちみんな大好き!
※この翻訳は、抄訳です。
Translation: 宮田華子
COSMOPOLITAN US