強盗事件があった現場付近を調べる捜査員=21日午後2時49分、東京・銀座、角野貴之撮影

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 21日午後1時半ごろ、東京都中央区銀座5丁目の「すずらん通り」で自営業の40代男性が男に現金入りのバッグを強奪された事件で、この男のほかに、バイクの男2人が犯行に関わった疑いのあることが警視庁への取材でわかった。奪われた金額は7200万円と判明。同庁は強盗事件として、逃走した3人の行方を追っている。

 築地署によると、自営業の男性が現金7200万円が入ったトートバッグを持ってすずらん通りを歩いていたところ、背後から青いジャンパーを着た男に体当たりされ、腹などを蹴られて転倒した。男は男性からバッグを奪い、現金約3200万円を路上に落としてそのまま新橋方向に走って逃げた。男性は多額の現金を持っていた理由を「銀座で貿易関係の取引をした後だった」と説明しているという。

 現場近くの防犯カメラには、バイクに乗った2人組の男が、青いジャンパーの男の後ろをついて行くように走行している様子が映っており、署は3人が仲間だとみて調べている。

 事件を目撃した男性(69)は「『わー』という被害者の大声が4、5回して気が付いた。男性は落ちた現金をかばうようにしていた。福岡でも強盗事件があったばかりで、またかと思った」と振り返った。60代の女性も「男性は一生懸命落ちたお金を拾っていた」と話していた。