日本各地で多種多様な「グルメフェア」が行われている。世界各地の料理を一度に味わうことがフェアや1つの国の料理だけに限定されたフェア、さらには肉など1つの食材だけに限定されたフェアもあり、各フェアでは毎回多くの人出を記録する。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本各地で多種多様な「グルメフェア」が行われている。世界各地の料理を一度に味わうことがフェアや1つの国の料理だけに限定されたフェア、さらには肉など1つの食材だけに限定されたフェアもあり、各フェアでは毎回多くの人出を記録する。

 もともと食への関心が大きい中国でも、日本と同様にグルメフェアが実施されることがあるのだが、一部の中国人は中国国内のグルメフェアに対して大きな不満を抱いているようだ。中国メディアの捜狐が17日付で掲載した記事は、日本と中国のグルメフェアにおける「差」について紹介し、中国のグルメフェアでは「人間をあたかも動物とみなしているかのような食事」が提供されていると伝えている。

 記事は「中国の飲食業界は死んでいる」という印象的な言葉で説明を始めている。「死んでいる」という表現の理由について、中国で開催されるグルメフェアに出店する各屋台は非常に汚く、使用されている食材も最低レベルの品質であり、遺伝子組み換え作物を使用した低品質の油が使われている可能性があり、それでいて食べ物の価格は非常に高いためだと指摘した。

 また屋台で働いているスタッフから聞いた話として、地面に落ちた食材を拾って、それを消費者に売る場合もあると紹介。このような誠意がまったく感じられない対応について、「人間をあたかも動物とみなしているかのような食事」だと批判した。

 一方で日本人の場合は料理人の1人1人が料理に対して敬意を抱いているうえ、グルメフェアで料理を作るスタッフも料理を口にする客に対する敬意があると指摘。中国のグルメフェアでは「人を人とみなさず、あたかも動物に餌を与えるかのような食事を提供している」とし、「日本と中国の飲食業界における差は、客を人間扱いするか、動物扱いするかの違い」であると指摘した。
 
 料理は人の口に入るものだけに、料理を作る人の心には自然とその料理を味わう客に対する愛情や敬意が生じるものだ。しかし、記事は「中国の飲食業界はすでに死んでいる」と主張し、中国のグルメフェアでは食事を提供するスタッフの心から、客への愛情や敬意が失われてしまっていると深く嘆いている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)