20日、現在の中国市場の影響力について、「中国なしにハリウッド映画は成り立たない」と米メディアが報じている。写真は映画「ワイルド・スピード ICE BREAK」。

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2017年4月20日、現在の中国市場の影響力について、「中国なしにハリウッド映画は成り立たない」と米メディアが報じている。鳳凰網が伝えた。

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米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは19日、「すでにハリウッドは中国と離れられず、中国なしに映画業界は成り立たない」と報道。中国からの潤沢な投資と、約10億人の潜在的な観客が、ハリウッド映画の支柱になるつつあるとしている。

数年前から米国に次ぐ世界2位の市場となっている中国だが、昨年の年間興行収入は66億ドル(約7200億円)に達した。今後の数年間で世界トップの巨大市場になると確実視されている。ハリウッドの業界人の中国への歩み寄りも顕著であり、中国の映画会社・楽視影業(Le Vision Pictures)が米国に設立した楽視美国影視公司(Le Vision Entertainment)では昨年、パラマウント・ピクチャーズの元社長アダム・グッドマン氏をトップに迎え入れている。

中国の国営または民営映画会社からハリウッドへの投資額は年々拡大し、付加条件も多様化。映画のストーリーやキャスティングにも発言権を持つまでになっているのは、中国の消費者からの影響も大きい。中国で現在公開中の「ワイルド・スピード ICE BREAK」は、封切りから1週間で興収18億元(約286億円)を突破。このまま順調に数字を伸ばせば、「中国で最も売れたハリウッド映画」になる可能性が高い。(翻訳・編集/Mathilda)