最果タヒ氏による現代詩集が原作 (C)2017「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会

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 「舟を編む」で知られる石井裕也監督の長編第12弾で、石橋静河と池松壮亮がダブル主演した「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」の新場面写真が、このほど披露された。工事現場で働く慎二(池松)、智之(松田龍平)が肩を組む様子や、ガールズバーで熱心に話し込むシーンなどを切り取った。

 2016年5月に発売された、最果タヒ氏による現代詩集が原作。同作は異例の累計売り上げ2万7000部を突破し、現代詩の難解なイメージ自体を覆した。「いま最も新しい表現者」として注目を集める最果氏の詩は、平易かつ静謐(せいひつ)な言葉で綴られ、小説では表現しきれない現代人の憂鬱と希望を浮き彫りにする。

 舞台は2017年の東京。看護師として働く傍ら、夜はガールズバーに勤務する美香(石橋)と、死の気配を常に感じている日雇い労働者の慎二(池松)の出会いと恋の始まりを描き出す。ほか佐藤玲、三浦貴大、ポール・マグサリン、市川実日子、松田龍平、田中哲司らが共演している。

 新場面写真では、慎二と同じ工事現場で働く冴えない中年男性・岩下(田中)や、美香のかつての恋人・牧田(三浦)らの姿も確認できる。「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」は、5月13日に東京・新宿ピカデリー、渋谷ユーロスペースで先行公開、5月27日から全国順次公開される。