『007』最新作の配給権を巡り大手スタジオで争奪戦が勃発か(※『007 スペクター』場面写真)(C)AFLO

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 6代目ジェームズ・ボンドを演じるダニエル・クレイグが続投するか否かに注目が集まっている007シリーズ最新作『Bond 25(原題)』。2006年の『007/カジノ・ロワイヤル』からシリーズを配給していた米ソニー・ピクチャーズの権利が2015年に『007 スペクター』を最後に失効したとのことで、大手スタジオ4社が争奪戦を繰り広げているという。The New York Times紙やThe Wrapなどが伝えた。

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 現在、シリーズの全般的な権利を所持するメトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)とイオン・プロダクションズに対する売り込み合戦が激化しているという。配給権を巡り、名乗りを上げているのはソニー・ピクチャーズ、ワーナー・ブラザース、ユニバーサル・ピクチャーズ、そして20世紀フォックスとのことだ。

 また、ソフトウェア企業オラクル社の創業者の娘で映画プロデューサーのミーガン・エリオン率いるアンナプルナ・ピクチャーズも参戦しているという。後者は2011年に創設された新しい製作会社だが、アカデミー賞にノミネートされた『アメリカン・ハッスル』や『フォックスキャッチャー』などを共同プロデュースした野心的な映画会社だ。

 New York Timesによると、MGMとイオンが売りに出しているのは1作品の契約のみとのこと。各社間との協議は配給権に関するのみで、キャスティングは話題になっていないと情報筋は語っているそうだ。しかしプロデューサー陣は少なくとも、次回作ではダニエルがボンドを続投することを希望しているという。