「Francfranc(フランフラン)」のVR活用サービス(画像はイメージ)

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まるで自分がその場にいるような臨場感が体験できるVR(Virtual Reality、仮想現実、人工現実感)は、最近急速な盛り上がりを見せている。ソニーグループの「PlayStation VR」に象徴されるようにゲームやエンタメのイメージが強い一方で、不動産業や観光業、医療分野でも導入が進んでいる。

全国に80店舗以上を展開するインテリアショップ「Francfranc(フランフラン)」もVRの導入に熱心な会社の1つだ。同社は、2017年4月27日にリニューアルオープンする梅田店(大阪市北区)にて、VRを活用した商品のコーディネートサービスを提供すると発表した。

HMDをかぶると計45帖の3D空間が広がっている

梅田店の一角、4×4(m)ほどのスペースで提供されるのは、HTC社のヘッドマウントディスプレイ(HMD)「Vive」を使ったVR体験サービスだ。Viveをかぶると――CADで作成した3Dのバーチャル空間が広がっている。LDK(約30帖)と寝室(約15帖)の2つの部屋があり、体験者はその中を自由に動き回るほか、バーチャル空間に設置された家具や寝装品の色や質感をリアルに感じることができる。

バーチャル空間におけるコーディネート――家具やインテリア商品を自由に配置したり、入れ替えたりする機能は、今年夏に対応する予定。フランフランが用意した空間だけでなく、客が実際に暮らしている部屋の映像を取り込んでコーディネートできる機能についても実用化を目指している。

VRシステムは福井コンピュータグループの新しいライフスタイル提案方法である「VRシステム」を採用した。同グループは新築やリフォームを行う際に必要な建材や住宅設備機器を3Dデータで見ることのできるカタログサイトの開発を進めている。

フランフランでは今夏以降、青山店などの旗艦店・大型店を中心に、全国各地の店舗に順次VRを導入する予定。