20日、カンボジアのフン・セン首相が昨今緊迫化する朝鮮半島情勢をめぐって「戦争の可能性はなく、韓国在住の自国民を避難させる考えはない」と示したことについて、韓国メディアは「日本と対照的」と評価し伝えた。写真は南北境界の板門店。

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2017年4月20日、カンボジアのフン・セン首相が昨今緊迫化する朝鮮半島情勢をめぐって「戦争の可能性はなく、韓国在住の自国民を避難させる考えはない」と示したことについて、聯合ニュースなど韓国メディアは「日本と対照的」と評価し伝えた。

20日付のカンボジアの主要紙プノンペンポストによると、フン・セン首相は前日の定例演説で「もしささいな問題でわが国の労働者をすべて呼び戻したとしたら、韓国に働き口をくださいと要請できるだろうか」と述べ、韓国に在住する自国民を避難させない考えを示し、さらに「朝鮮半島で戦争が起こることはないと99.99%確信している」と付け加えた。カンボジア政府の集計では、現在韓国に在住するカンボジア人は5万3000人ほど。朝鮮半島情勢の緊張の高まりを受け、今月13日ごろ、労働部報道官を韓国に派遣し状況を注視するよう指示したという。

これと「大違い」として韓国メディアが合わせて伝えたのが日本の対応だ。聯合ニュースは「日本政府は朝鮮半島危機説に火をつけ、韓国在留の日本人を避難させる態勢を整えるとしている」と説明、ニュース1は、安倍晋三首相が北朝鮮について「(猛毒の)サリンを弾頭に付けて着弾させる能力をすでに保有している可能性がある」と述べたことを紹介、日本は「危機説を広めている」とした。

こうした報道に、韓国のネットユーザーからは「日本よりカンボジアの方が上だな」「安倍さんと違って賢いね」「今日からカンボジア好きになった」「カンボジアはこれから発展するはず」など日本と比べカンボジアを高評価するコメントが多数寄せられている。

また、「日本は信用できない」「安倍さんのせいで日本の国の格がずいぶん下がっちゃったな」「安倍首相は奥さんのスキャンダルを隠そうとしてるんだろう」「日本は戦争が起こることを切に望んでいるんだ」などとして日本を非難するコメントも。

さらに、「放射能の日本よりカンボジアに旅行に行こう!」「こういうカンボジアみたいな国こそ友達にならなきゃ」と呼び掛けるものや、「フン・セン首相に日本の首相を兼任してほしい」との声もあった。(翻訳・編集/吉金)