iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)新プラン「第一生命の個人型Vプランα」の特徴と、取扱い状況について、第一生命保険団体年金事業部 確定拠出年金室長の光宗慶子氏に聞いた。(写真は第一生命保険 確定拠出年金室の皆さん、前列左から3人目が室長の光宗慶子氏)

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 第一生命保険は今年1月からiDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)新プラン「第一生命の個人型Vプランα」の取り扱いを開始した。口座管理手数料や運用商品ラインアップを刷新し、新たに医療・介護等に関する電話相談を無料で提供している。新プランの特徴と、取扱い状況について、第一生命保険団体年金事業部 確定拠出年金室長の光宗慶子氏に聞いた。(写真は第一生命保険 確定拠出年金室の皆さん、前列左から3人目が室長の光宗慶子氏)
 
――新プラン「第一生命の個人型Vプランα」の特徴は?
 
 3つのポイントがある。ひとつは、60歳以降の受け取りまで、長期にわたって積立をしていただく必要があることから、毎年必要になる手数料の水準を極力抑えた。年金資産残高が150万円以上の場合、当社が受け取る運営管理機関手数料を無料とし、150万円以下でも3,780円(月額315円)と、従来のプランより低く抑えた。
 
 2つめのポイントは全24商品とした運用商品ラインアップの充実だ。投資が初めての方も安心して始められるバランス型商品を充実。バランス型ではリスクコントロール型で、運用会社が一定のリスクに抑える運用を提供する「投資のソムリエ<DC年金>」、「投資のソムリエ<DC年金>リスク抑制型」も採用している。
 
 一方、投資経験のある方には、応用ラインアップとして国内外の株式・債券・リートなど、幅広い資産に投資する低信託報酬のパッシブファンド(インデックスファンド)はアセットマネジメントOneの「たわらノーロード」シリーズを採用した。そして、資産ごとにアクティブファンドも置いて、パッシブとアクティブを選択できるようにした。
 
 3つ目のポイントとは、医療・介護などの電話相談が無料で受けられる「第一生命けんこうサポートデスク」を無料で提供している。「一生涯のパートナー」をめざす当社では、保険を通じた確かな安心をお届けするとともに、充実した健康サポートを提供することに努めている。iDeCoに加入いただいた方にも、健康サポートのサービスを提供したいという考えを形にした。健康相談は、24時間365日フリーダイヤルで受け付ける。iDeCoに加入いただいたご本人だけでなく、ご家族の方もご利用いただける点に特徴がある。
 
 けんこうサポートデスクは、新プランに新規ご加入いただいた方だけでなく、これまでの個人型確定拠出年金加入者(第一の個人型Vプラン)の方々にも広く使っていただけるサービスとしている。
 
――新プランへの反響は?
 
 1月〜3月で、コールセンターに寄せられる加入キット請求の問い合わせは前年比2倍、加入者数は前年比で3倍になっている。1月から加入対象者が大幅に増えているため、1月以降の加入実績を新プランの評価だけに帰することはできないが、新プランの投入によって、お客さまのiDeCoに対する期待にお応えすることができていると考えている。
 
 問い合わせ件数は、1月よりも3月の方が伸びているため、iDeCoへの関心の広がりも感じているところだ。
 
 また、3月21日には、iDecoに関する情報をまとめた専用サイト「DCのトビラ」をオープンした。iDeCoの制度説明、「Vプランα」のわかりやすい商品説明に加え、お客さまからお問い合わせの多い「加入診断(iDeCoの加入要件を満たすか? 掛金の限度額は?)」、また、「税制メリット」について簡単に調べられるツールを用意し、加入までの手続きの仕方についてもわかりやすく解説している。
 
 そして、「DCのトビラ」では、企業型DCからiDeCoに移換する方の手続きについても詳しく案内している。企業型DCに加入されている方が、転職等によって企業型を離れる場合、新たな職場に企業型DCがない場合でもiDeCoを使うことで掛金の拠出や運用が継続できるというポータビリティの改善も、今回の制度改定の恩恵のひとつ。新規加入のご案内と同じように移換手続きについてもキチンと案内することが大切だと考えた。