国連安全保障理事会は20日、北朝鮮による16日の弾道ミサイル発射実験を強く非難し、即時に挑発行為を止めるよう要求する報道声明を発表した。北朝鮮を非難する安保理の声明は今年5回目。

議長国の米国が中心となってまとめた声明は、北朝鮮のミサイル発射実験は核兵器の運搬手段の開発につながるもので、北東アジアの安定を脅かすと非難。さらなる挑発が行われれば「重大な追加措置」を取ると警告した。

報道声明は15の理事国すべてが賛同する必要があり、1カ国でも反対すれば発表できない。米国は中国と調整し、早期の発表を目指していたが、ロシアが「対話による解決」という従来の表現がないことを理由に反対。最終的に米国が歩み寄り、「対話を通じた」北朝鮮問題の解決という表現が盛り込まれ合意に至った。