第89回アカデミー賞のアフターパーティーに姿を見せた女子テニス選手のマリア・シャラポワ(2017年2月26日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】四大大会(グランドスラム)の全仏オープンテニス(French Open)を主催するフランステニス連盟(FFT)は20日、ドーピングによる出場停止処分から復帰するマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)の大会出場可否は5月15日に判明すると発表した。

 これまで2度の全仏制覇を誇るシャラポワは、15か月に及んだ出場停止が明ける今月26日にポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2017)で復帰を果たすことになっている。

 ドイツ・シュツットガルト(Stuttgart)で開催される同大会は、世界ランキングを失った30歳のシャラポワに対してワイルドカードでの出場権を与えたが、これが他の選手の怒りを買った。シャラポワはこの他、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2017)とイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2017)の出場権も手にしている。

 全仏は5月28日から6月11日にかけて本選が行われるが、シャラポワにワイルドカードが与えられるか否かは予選会開始の1週間前に明らかになる。

 FFTのベルナール・ジウディセリ(Bernard Giudicelli)会長は先月、自分たちが道徳的ジレンマに直面しており、会長自身はワイルドカード付与に乗り気ではないとほのめかしていた。一方で、妊娠が明らかになったセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)の欠場は、今回の決断に関して影響することはないとしている。

 仮にシャラポワが欠場となれば、19日に妊娠を理由に今季終了を発表したセレーナとともに、2人の人気女子選手がいない中で全仏は大会が進められることになる。

 ジウディセリ氏は「セレーナ・ウィリアムスとマリア・シャラポワは無関係だ。われわれはグランドスラムを主催しているのであって、配役を行っているわけではない」とコメントしている。

 仮に全仏のワイルドカードを手に入れられなかった場合、シャラポワは本戦の前週に行われる予選会で出場のチャンスをつかむ必要がある。しかし、その予選に出場するためには世界ランキングのポイントを手にしなければならず、シャラポワは全仏予選の締め切り直前に行われるシュツットガルト大会で優勝を飾るか、あるいは最低でも決勝に進出しなければならない。
【翻訳編集】AFPBB News