2年連続でプラスになった白物家電市場

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 日本電機工業会(JEMA)が4月20日に発表した2017年3月度の国内出荷金額は前年同月比106.0%の2181億円と好調だった。

 16年度の白物家電市場は、夏の天候不順はあったものの、省エネ製品や高付加価値機種の買い替え需要が下支えした。

 16年度のエアコンの国内出荷台数は852万8000台(104.4%)で2年連続のプラス。過去最高の13年度に次ぐ高水準で白物家電市場をけん引した。

 冷蔵庫も384万1000台(100.5%)で2年連続のプラス。401L以上の大型タイプが前年並みを維持した。

 洗濯機は460万5000台(110.6%)と大幅に伸長。まとめ洗いや大物洗いのニーズが高まって大容量タイプにシフトした。

 電子レンジも328万4000台(107.1%)で2年連続のプラス。7割を占める「オーブンレンジ」が堅調なうえ、「単機能レンジ」の出荷台数も増加した。

 IHクッキングヒーターも住宅着工数の回復が影響し、75万3000台(104.3%)の2年連続のプラスとなった。

 一方、掃除機は502万2000台(98.4%)と2年ぶりの前年割れ。キャニスタータイプの構成比率が低下する一方で、2台目、3台目の複数台所有で、「たて形」の比率が高まった。

 ジャー炊飯器は574万7000台(99.3%)と2年ぶりのマイナスとなった。インバウンド(訪日外国人)による「爆買い」による反動を受けたものの、高火力・高付加価値の「IH式」の台数構成比が7割強で推移した。