バルセロナのブラジル代表FWネイマールが、米誌「TIME」が発表した恒例の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。サッカー界では唯一の選出だった。

スポーツ界ではNBAのレブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ)やNFLのトム・ブレイディ(ニューイングランド・ペイトリオッツ)らと並ぶ選出。


元イングランド代表のデイビッド・ベッカムは、次のようにネイマールを称賛している。

「17歳でサントスと契約したときから、ネイマールが見事なタレントであることは明らかだった。その世代にひとりだけ、というようなサッカー選手であり、ボールを持つたびにファンがつくような選手だ。私は常に彼の謙虚さに感銘を受けてきた。とても周囲を尊重し、学ぶ意欲がある。2013年に、サッカー界最高のスターたちとプレーするためにバルセロナに来たときもそうだった」

「それ以降、彼はサッカー選手としても人としても成長を続けた。2014年のブラジル・ワールドカップや去年のリオデジャネイロ・オリンピックでは、国の期待を背負って計り知れない重圧がかけられた。彼はプレーするために生きている。今も彼は少年のときと同じように望んでいると想像する」

「最近のチャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン戦で、忘れがたい6-1という勝利に貢献したのは、世界最高の選手へのステップアップした瞬間として記憶に残ると思う。リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドの新たなライバルだ。ネイマールはその準備ができている」