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象徴的な4リングスのロゴはそのままですが、光ります。

アウディは同社で2車種目となる新型電気自動車のコンセプトカー『Audi e-tron Sportback concept』を発表しました。クーペスタイルの本車両は電気自動車らしい先進的なフォルムをまとい、ライトの発光で周囲の人とコミュニケーションできる機能を搭載。また同時に、快適な走りを求めるユーザーが満足できるスペックも達成しています。

ピカピカっと周囲に存在感をアピール





ボンネット下端の両側に設置されたライトストリップ(デイタイムランニングライト)と、一般的にはサイドミラーが備え付けられている部分に配置されたマイクロミラーに備わっているLEDとを組み合わせ、まるで「目」のようなアニメーションや光のサインを表現可能となっています。例えば、車両の始動時やドアを開けた時には光る部分や光り方が自動で切り替わり、「挨拶」のサインを発します。さらにデイタイムランニングライト下部のシングルフレームグリルの両側にもLEDライトエリアが装備され、光やグラフィックスでドライバーからの意思表示が可能です。

『Audi e-tron Sportback concept』のスタイリングで特徴となるのは大きなフロント部。動力機関にモーターを採用する電気自動車では、一般的な自動車におけるエンジンを冷却する仕組みは不要となりますが、空気抵抗を考慮した結果、この形状がふさわしいと判断されたんだとか。このあたりの設計思想は、テスラ社の電気自動車と共通ですね。



サイドミラーの代わりに取り付けられているマイクロミラーには運転者が後方および後側方を確認する機能がなく、その代わりにボディ両側に設置されたカメラで撮影した映像をドアの専用ディスプレイに表示することで後方視界を確保しているんだそう。これによりサイドミラーによる死角をなくすことに成功しています。また、室内では車載システムにタッチパネルを採用し、ボタン類を少なくすることで、近未来風な室内デザインの実現したとされています。

パワフルなパワートレイン





駆動系には320kW(ブーストモードでは370kW)の電気駆動システムを採用。フロントアクスルに1つ、リアアクスルに2つの電気モーターを搭載し、4輪駆動を実現しています。0-100km/hの加速はたった4.5秒なんだとか。また、バッテリー容量が95kWhと大きく、航続距離も500km以上。旅行での長距離移動にも十分対応可能です。

電気自動車に注力するアウディ





『Audi e-tron Sportback concept』は4月19日から開催中の上海モーターショーで披露され、2019年には生産が開始されます。またSUVバージョンの『Audi e-tron』も、2018年に市場に登場予定。このような先進的なデザインのクルマが街を走り回るようになれば、いよいよSFの世界が現実に近づいてきたな〜と実感させられますね!

文/塚本直樹

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