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62kgの軽量化 1057kgのエキシージ誕生

ロータスの最新コレクターズ・アイテムとでも言うべき、60台限定のサーキット志向モデル「ロータス・エキシージ・カップ380」が公開された。価格は£83,000(1,163万円)だ。

カーボンファイバーのパーツを増やすことで、車重をわずか1057kgに抑えたこのモデル。通常のエキシージに比べて62kgのウェイトダウンに成功している。一方で、サーキット専用モデルの「レース380」と比べれば59kgかさむものの、0-97km/h加速タイムは3.4秒という駿足ぶりだ。

エンジンは、スポーツ380およびレース380と同じ3.5ℓV6スーパーチャージド・エンジンで、最高出力380ps、最大トルク41.7kg-mを誇る。

つまりカップ380のパワー・トゥ・ウエイト・レシオは、360ps/tということになる。

カーペット、ガスダンパーは除去 すべて軽量化のため

トランクルームのカーペットやテールゲートのガスダンパーを取り除き、インテリア・トリムを軽量仕様に変更するなどウエイトダウンの徹底ぶりには舌を巻く。

こうした作り込みは、エアロダイナミクスにも反映され、フロントガラスのワイパーが垂直の位置に留まるよう構造を見直すなど、エクステリアのボディワークを再調整。ドラッグが削減されたことにより、ダウンフォースはスポーツ380に比べて43%増の200kgを発生させる。

また後輪のサイズは、スポーツ380に比べて20mm太い285/30ZR18を採用している。

新設計のフロント・スポイラー、アクセス・パネル、バージボード、リア・ウイングといったサーキット向けの物々しいパーツを搭載しているが、ロータスは公道走行可能でサーキットも楽しめるモデルにまとめ上げたのだ。

ホイール・スリップ率を手動設定

ドライブ・モードは、
・ドライブ
・スポーツ
・レース
・オフ
の4種を選択可能で、ドライブ以外のモードではスロットル・レスポンスを高め、トラクション・コントロールの介入を抑えることができる。

また、選択したモードに関わらずトラクション・コントロールの感度を設定することができ、ホイール・スリップのレベルは1%から12%の間で変更可能だ。これは、完全にオフにすることも許される。

足まわりについては、APレーシング製の4ピストン・ブレーキ・ユニットを搭載した。エグゾーストをチタニウム製(オプション)にすれば、車重をさらに10kgも削ることができるのだから、ファンには嬉しいモデルが登場したと言えるだろう。

なお、今回発表されたカップ380に、コンバーチブル・モデルの設定は予定されていない。