20日、韓国大統領選候補で支持率トップを走る「共に民主党」の文在寅候補が、性差別的だと批判を受けた自身の発言について謝罪した。写真は韓国の整形外科の広告。

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2017年4月20日、韓国大統領選候補で支持率トップを走る「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)候補が、性差別的だと批判を受けた自身の発言について謝罪した。

選挙活動の一環としてこの日東北部の江原道(カンウォンド)を訪問した文候補は、崔文洵(チェ・ムンスン)道知事に対し、来年道内の平昌(ピョンチャン)で開かれる冬季五輪について政府としての支援を約束した。2人はにこやかに世間話も交わしたといい、文氏が2002年釜山(プサン)アジア大会での思い出として「北朝鮮応援団がまさに『自然美人』だった。(だが)後で(報道に)出たのを見ると、北朝鮮でも整形手術をするそうだ」と語ると、崔知事は「今回(平昌五輪)も『美女』応援団を送ってほしいと要請した」と返した。

しかしこうした発言が性差別的だとの批判が持ち上がり、文氏は発言から早くも2時間後に謝罪声明を出し、騒ぎの沈静化を図った。文氏は声明で「発言は、北朝鮮でも世の中が変わりつつあるという趣旨だった」と釈明しながらも「趣旨や文脈にかかわらず、私の発言で不愉快な思いをした女性の皆さんに謝罪の意を表する」とした。

文氏に「今、私がどこに立っているのか見極めるきっかけとしたい」とまで反省させることになったこの発言だが、韓国のネットユーザーの反応はむしろ文氏に好意的なものが目立つ。記事のコメント欄には「何も間違ってないじゃないか」「事実を言うと批判される、それが韓国の現実」「こんなことまで謝らなきゃいけないなんて」「どうでもいいことでけちをつけて大騒ぎ。幼稚だ」「女性に関わる話は一切しない方が良さそうだね。何かというと性差別・女性嫌悪と言われるから」などの声が並んだ。

また、「この発言で怒る人は整形ってことだろ」「韓国に整形美人が多いのは事実」「整形しながら『自然美人』だとうそついてる芸能人は大勢いる」といった指摘や、潔く謝罪した文候補に対し「さすが礼儀のできてる文さん。間違いを認めて謝罪する姿を大統領として見てみたい」との応援の声もあった。(翻訳・編集/吉金)