「前はもっとプリッとしてたはずなのに……」「いつの間にか太ももとお尻の境界線もなくなってる……」久しぶりに自分のヒップを見て危機感を覚えること、ありますよね。

この状態を救ってくれるのが1日1分からでOKの「もみヤセ」。

マイナス20キロという自身のダイエット体験をもとに編み出した“もんでヤセる”方法が好評のダイエット美容家の本島彩帆里(もとじま・さおり)さん。全4回で、「美圧マッサージ」をレクチャーしていただいています。

前回の太ももに続いて、第3回は「ヒップ」に行うと効果てきめんなマッサージについてお伝えしていきます。

理想のラインを体に覚えさせる「もみヤセ」

「ここでも前回の太ももと同様に基本は手を“グー”にして。もんで、なりたいラインを見本にしながら粘土細工をするように理想のラインを作って、体に形状記憶させると思ってください」

ポイント:立ったままだと疲れてしまうので、片足をひざ立ちで、片足を伸ばすという姿勢がオススメです。

(1)ボディオイルを使いながら“グー”の手で、お尻全体をまんべんなく揉みます。空き時間など洋服の上から厚くなった脂肪をつまむだけでも効果あり。

(2)全体的に肉がほぐれて柔らかくなってきたと感じたら、次のプロセスへ。お尻と太ももの境界線に当たる部分へ、“グー”の手を当てて、グッと引き上げます。これをヒップラインを意識し、しっかり持ち上げます。

なりたいヒップラインを明確にする

「実は私もダイエット前はお尻がペタンコでコンプレックスでした。でもずっと海外のモデルさんのようなキレイなお尻が理想で……。今でもインスタで“いいヒップライン”の写真を見つけたらストックしています。具体的になりたいイメージに向かって、もんでいくのも、とても大切にしています」

毎日自分の体に触れる習慣をつける

「美圧マッサージを続けながらガードルを履いてヒップにベストな位置を覚えさせるという手もあります。あとはマッサージの前後に筋トレもやってみると、効果も早く出るようになりますよ。

大事なのは自分の体に自分の手で触るということ。その日の健康状態や変化もわかるようになりますし、触れることで自律神経が整う効果もあると言われているので、ぜひ習慣にしてほしいです」

次回は二の腕について聞いていきます。

画像提供:『もんでヤセない身体はない 燃焼系 「美圧」マッサージ』(KADOKAWA)

ウートピ編集部