インド・ニューデリーの国会議事堂外に駐車された、赤色灯を載せた政治家所有の自動車(2015年5月8日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】ひどい交通渋滞で悪名高いインドで、大臣や政府高官らが車の割り込みをするために用いる赤色灯の使用が、今後禁止されることになった。アルン・ジャイトリー(Arun Jaitley)財務相が、首都ニューデリー(New Delhi)で19日に行われた記者会見で発表した。長らく続いていたこの慣行に対しては、エリート主義的だとの怒りの声や非難が市民から上がっていた。

 インドでは大臣や上級官僚だけでなく、とりわけ小規模な町でしばしば、地元政治家や役人までもが権威を誇示しようと赤色灯を乱用するため、赤色灯は特権や横柄さを表すシンボルともみられている。

 また要人たちに道を空けるため、警察官がバリケードを設置して道路を封鎖することも頻発しており、ドライバーは道路が開放されるまで待たなければならないという。

 来月1日からは緊急車両にのみ、赤色灯の利用が認められる。
【翻訳編集】AFPBB News