トランプ大統領が掲げた大型減税策やインフラ投資への期待などから、2月の米国株は絶好調。ほかの国々の株式相場もおおむね堅調に推移した。今月も外国株投資にまつわるホットな話題を盛りだくさんにお届けします!

NYダウが12 日連続最高値!ベトナムは金融株好調

2月の外国株相場は、1月に2万ドルの大台を突破した米国のNYダウが 12 営業日連続最高値を更新。狆紊可〞ムードが波及して中国、ブラジル、インドなど主な新興国のインデックスも上伸した。

NYダウは1月末にいったん2万ドルを割り込んだものの、2月3日に発表された1月の米国雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想を大幅に上回ったことなどを手がかりに再び大台を突破。アップルの2016年10 〜 12 月期決算が4四半期ぶりの増収となるなど、2月上旬に発表のピークを迎えた同期の米国企業業績がおしなべて好調だったことも相場を押し上げた。

相場にさらに拍車をかけたのがトランプ大統領による2月9日の発言。「2〜3週間以内に驚くような税制改正案を発表する」とぶち上げ、市場の期待をあおった結果、NYダウは2月 27 日までの 12 営業日連続で最高値を更新。結局、2月末のNYダウは前月末比で4・8%上昇した。

中国株も、本土市場の主要インデックスである上海総合指数が2月の1カ月間で2・6%高、香港のハンセン指数が1・6%高と堅調に推移。

鉄鋼など重厚長大型国有企業の業績に悪影響を及ぼしていた商品価格の下落に歯止めがかかってきたことや、中国政府が掲げるシルクロード経済圏構想「一帯一路」に沿ってインフラ投資が拡大するとの期待などが相場上昇を促した。2月下旬に、中国の年金基金から株式市場への資金流入が始まるとの報道が流れたことも買い材料となった。

東南アジア株では、ベトナムのVN指数が2月初めに700ポイントの大台を突破。2月 27 日にはおよそ9年ぶりの高値となる717ポイントまで上伸した。ベトナム工商銀行(ヴィエティンバンク)やベトナム外商銀行(ベトコムバンク)などの金融株が選好された。