ケーキでも新風を吹き込むキャサリン妃

ロイヤル婚のウエディングケーキは王室ご用達パティシエが手がけるのが普通で、ダイアナ元妃のケーキは“王のベーカー”と呼ばれたベルギー人菓子職人S・G・センダー氏が担当。一方、キャサリン妃の選択は、独身時代から大好きだった女性パティシェ、フィオナ・カーンが焼くフルーツケーキ。民間出身の妃らしい自由な発想がうかがえる。

離婚のジンクスを嫌った式場選択?

ウィリアム王子がキャサリン妃に贈った婚約指輪が母親ダイアナ元妃のものだったと公表後、世間は「結婚式は母親と同じくセント・ポール大聖堂?!」と噂。とはいえふたりが選んだのは、エリザベス女王をはじめとする王や女王が結婚を誓ってきたウェストミンスター寺院(上左)。離婚で終わった両親の轍を踏まないよう自戒したウィリアム王子の選択かも?

新カップルもダイアナ妃の伝統を踏襲

挙式後、バッキンガム宮殿のバルコニーで謁見を行うのがイギリス王室の伝統。集まった人々に手を振るだけだった王室儀礼に大胆な伝統を持ち込んだのはダイアナ元妃で、夫となったチャールズと情熱的なキスを交わす姿に世界中が熱狂した。でもシャイなウィリアム王子は新妻と「チュッ!」と唇を触れ合わせるだけの軽めのキスで締め!

国家行事VS自分流挙式

王位継承権を持つイギリス王子は結婚式でサポーターを指名するのが伝統だが、ウィリアム王子は弟ハリー王子をベストマンに指名。またマーガレット王女の娘ほか名門令嬢5人がブライズメイドをあてがわれたダイアナ元妃と違って、キャサリン妃は妹ピッパをメイド・オブ・オナーに選択。ブライズメイドの幼い貴族令嬢4人はほぼお飾り状態。

時代が反映された式場までの移動方法

式場やバッキンガム宮殿への移動には王室所有の馬車が使用されるのが伝統で、ダイアナ元妃の場合は超ロングなトレーンを押し込むのに従者が苦労したそう。キャサリン妃が選んだのはイギリスのロイヤルウェディング史上初となるロールスロイスで、乗り心地重視? とはいえ宮殿までのパレードは1902 年に作られた歴史ある馬車を使用した。