米ラスベガスで行われたWTTスマッシュ・ヒッツのエキシビションマッチに参加したマリア・シャラポワ(2016年10月10日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】女子テニスマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)が、来週に控える1年3か月ぶりのツアー復帰を前に、周囲の選手からわき上がる批判を一蹴した。

 現在30歳のシャラポワは、20日発行の独シュテルン(Stern)誌で「まったく不安はない」とした上で、「そこについては、一つも考えを無駄にしたことはない。コートでは自分がリスペクトされていると分かっている。相手選手のプレーを見れば分かるの」と語った。

 四大大会(グランドスラム)通算5勝を誇るシャラポワは、昨年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)でメルドニウム(Meldonium)に陽性反応を示したが、国際テニス連盟(ITF)に当初科された2年間の出場停止処分は、1年3か月に短縮された。

 シャラポワは、合法とされていた時代からメルドニウムを摂取していたが、2016年1月から世界反ドーピング機関(WADA)の禁止薬物リストに分類されていた。

 処分が解ける26日に復帰を果たすシャラポワは、ポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2017)のワイルドカードが与えられており、ライバル選手は大会責任者の決断に異議を唱えている。

 世界ランキング1位のアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)は、「これはドイツで行われる大会。多くの素晴らしいドイツ選手がいるのだから少し変だ」と述べた。

 また、元女王のキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)も、大会側の決定は「他の選手やWTAに無礼だ」と怒りを示していた。

 しかし、シャラポワはドイツのシュツットガルト(Stuttgart)で行われる同大会で3度の優勝経験を誇り、2015年大会の1回戦でケルバーに負けたのが唯一の黒星となっているなど、本人にとってはこれ以上ない復帰の場となっている。
【翻訳編集】AFPBB News