職場ではあらゆる種類の迷惑行為、ハラスメントが蔓延しています。パワーハラスメントやモラルハラスメント、セクシャルハラスメントにアルコールハラスメント等、その種類は多岐にわたりますが、その中でも近頃増加している、一風変わったハラスメントについて紹介したいと思います。その一風変わったハラスメントとは、ずばり「スメルハラスメント」と呼ばれるものです。スメルという言葉が使用されているので、当然「臭い」に関するハラスメントとなります。ではスメルハラスメントとは具体的にどのようなものなのでしょうか。

スメルハラスメントとは

ハラスメントとは、相手や周囲に対して、何かしら不快な思いをさせる行為を指しますが、この「スメルハラスメント」は、臭いを原因として、相手や周囲に不快な思いをさせる行為のことを指します。スメルハラスメントの原因となる臭いの対象ですが、体臭や口臭などの不潔な臭い全般はもちろんのこと、香水や柔軟剤などのいい香りとされるものまで対象とされているようです。何も汚い臭いだけがスメルハラスメントに至るとは限らないということですね。

退職に追い込まれる人もいる

スメルハラスメントと聞いて、"臭いごときで"と思う方もいるかもしれませんが、あまりにもひどいスメルハラスメントを発端に、職場を自ら退職する方まで出てきているようなのです。ちなみにスメルハラスメントに悩んでいるのは日本だけでなく、海外も同様なのだとか。アメリカのニュージャージー州の男性が、あまりにもオナラの臭いがひどいという理由で、職場を解雇されたという事案も発生しています。臭いを発している当人は問題なくとも、周囲の人間には決して耐えられないような場合だってあるのです。

自分が加害者になっている可能性も

ちなみにスメルハラスメントの原因となる人は、無自覚であることが非常に多いようです。一日や二日程度お風呂に入っていなくても臭わないと当人が思っていても、周囲にはしっかりと臭いが伝わっているもの。人は自分の臭いに無頓着な傾向にあるからこそ、自分がスメルハラスメントの原因となっていると自覚しにくいのです。こういった理由から、わたしたちは知らず知らずスメルハラスメントの原因となっていることだってありえます。大して臭っていないから大丈夫、良い匂いだから香水をたっぷりつけよう、といった認識は、スメルハラスメントの発端となりえるので、常日頃からわたしたちは、自分の臭いに敏感となり、入念な臭い対策をとっておきたいものです。特に最近は柔軟剤の匂いが問題になっています。良い匂いだからといってあまりにも過剰だと、周りには迷惑なものなのです。


writer:サプリ編集部