19日、韓国・釜山の蓮堤警察署は、公職選挙法違反の疑いで80代の男を書類送検したことを明らかにした。写真は韓国の高齢男性。

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2017年4月19日、韓国・釜山(プサン)の蓮堤(ヨンジェ)警察署は、公職選挙法違反の疑いで80代の男を書類送検したことを明らかにした。韓国・聯合ニュースが伝えた。

警察によると、男(86)は18日午前11時ごろ、釜山市水営(スヨン)区にある銀行前の街路樹に掛けられた保守系新党「正しい政党」の大統領選候補、劉承●(ユ・スンミン、●は日へんに文)氏の選挙用横断幕の掛けひもをカッターで切断した疑いが持たれている。

通報を受けて駆け付けた警官は、現場から100メートルほど離れた水営八道(パルド)市場近くで男を検挙した。男は「木が傷つけられるのを防ごうと横断幕のひもを切った」と供述しているという。警察は、男が今月10日にも同所に掛けられたマンションの分譲広告の横断幕を破損させたことなどから「特定の政党や候補に対する反感はないようだ」と説明している。

事件を受け、韓国のネットユーザーからは、「なぜ選挙の横断幕を木に掛けるの?」「やたらに横断幕を設置しないで。それに大音量で歌を流して止まってる選挙カーも公害」と選挙運動に疑問を投げ掛ける声や、「どうしてこの人が処罰されるの?まずは横断幕を不法に設置した人から罰するべき」「木を守ろうとやったことなのに立件?」「むしろ『よくやった』と言いたい」「環境団体は何してるんだ。こういう人を弁護すべき!」など、男性の行為を擁護するコメントが多数寄せられている。

中には、「木への愛情が強いとか、その木に対する深い思い出があるんだろう」と男性の心情を察するコメントや、「おじいさん、次からは警察に通報してからにしましょう」と優しく諭そうとするコメントもあった。(翻訳・編集/松村)