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日本クアンタムストレージは4月18日、同社の「StorNextファイル・システム」の新バージョン「StorNext 6」を発表した。新製品は2017年夏以降に、新規の「Xcellis」「StorNext Mシリーズ」「Articoアーカイブ・アプライアンス」に搭載を予定。なお、StorNext 5のユーザーに対しては、現行のサポート契約に基づき追加費用なしで提供を予定している。

最新版は、新機能「FlexSync」および「FlexSpace」を備え、FlexSyncは管理しやすく自動化した方法により、複数のStorNextシステム間でデータを迅速・柔軟・簡単に同期させる。一方、FlexSpaceは、世界各地に配備したStorNextの複数のインスタンスおよび地理的に分散しているチーム間で、単一のアーカイブ・リポジトリを共有し、同じデータ・セットに容易にアクセスできるとしている。

また、クライアント機能を強化しており、クライアント・ワークステーションで、マシンごとに、ユーザーがパフォーマンスを調整して最適化できるという。特定のワークステーションに適切な帯域幅割り当てを指定することにより、管理者はビジネスの優先順位に応じてストレージのリソースを最適化 (たとえば、緊急を要するプロジェクトの要求の厳しいアプリケーションにより多くの帯域幅を割り当てるなど)し、優先順位の変更にも対応を可能としている。

さらに、コピー有効期限の機能を追加。高価なストレージ階層からファイルのコピーを自動的に削除することにより、スペースが解放され、全体的なROIが増大させることができるほか、1つのファイルの複数のコピーがストレージから削除される際は、StorNext 6の補完的な選択式取り出し機能により、残りのコピーの取り出し順をユーザーが指定することが可能。

加えて、データのライフサイクル全般でファイルの効率的な変更を追跡し、ファイルの変更者、変更日時、変更内容、ファイルが移動されたかどうか、移動された場合は移動先に関するレポートの生成を可能とした。管理者がファイルをきめ細かく管理でき、使用パターンへのインサイトを得られることに加え、これによりコンプライアンス要件のサポートにも有効だという。

(山本善之介)