仏パリで、シリアでの化学兵器使用疑惑に抗議する人々(2017年4月6日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】シリア北西部イドリブ(Idlib)県の反体制派支配地域にあるハンシャイフン(Khan Sheikhun)で化学兵器が使用されたとみられる問題で、化学兵器禁止機関(OPCW)は19日、サリンガスまたはそれに類似する物質が使われたことを示す「疑問の余地のない」分析結果が出たと発表した。

 OPCWのアフメト・ウズムジュ(Ahmet Uzumcu)事務局長によると、死傷者10人から採取したサンプルを4か所の研究機関で分析した結果、死傷者が「サリン、またはサリンのような物質にさらされた」ことが示された。

 4日に発生したこの攻撃では、子ども多数を含む少なくとも87人が死亡。死者や苦しむ被害者の様子を写した画像が出回ったことで、世界中で怒りの声が上がった。

 同事務局長は、現地の治安状況次第ではOPCWが設置した事実調査団をハンシャイフン入りさせる用意があると説明。また、調査団は聞き取り調査とサンプル収集を続けているとした。
【翻訳編集】AFPBB News