18日、韓国中部の街・清州で、飲酒運転の取り締まりをしていた警察が切迫した状況にあった妊婦を救った。写真は韓国のパトカー。

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2017年4月18日、韓国中部の街・清州(チョンジュ)で、飲酒運転の取り締まりをしていた警察が切迫した状況にあった妊婦を救った。韓国・聯合ニュースが伝えた。

清州興徳(フンドク)警察署によると、17日午後10時ごろ、キム巡査長(30)とパク巡査(31)の2人が市内で飲酒運転の取り締まりをしていたところ、そこに1台の車が止まり、「妊娠中の妻が破水して痛みを訴えている。病院に移送してほしい」と助けを求めてきたという。後部席にいた妊婦のAさん(34)は腹部を押さえて苦しそうにしていたため、2人はすぐさまAさんをパトカーに乗せて6キロ先の産婦人科に向かった。産婦人科までの道は交差点が多くあちこちで渋滞していたが、サイレンの音に道を開けてくれた車のおかげもあって10分後には無事到着、それから5分ほどしてAさんは元気な男児を出産した。

キム巡査長は「飲酒運転の取り締まり中にAさんが助けを求めてきたため、ためらうことなくすぐ病院に向かった。病院に運ばれたAさんと子どもが無事で何よりだ」と話している。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「道を開けてくれたドライバーや警察官、みんなありがとう。そしてAさんと赤ちゃんおめでとう」「本当にありがとう。赤ちゃん、立派に育ってお世話になった警察官にあいさつの言葉を伝えてね」といった称賛コメントが相次いで寄せられる中、「警察や公務員はこうあるべき」「最近の検察より警察の方がましだね」「これこそ真の警察の姿。こういう素晴らしい警察官もいるのに、権力を振りかざす警察のせいで非難される」と何かと暗い話題の多い警察や公務員について言及するコメントも多く寄せられている。

一方で、「こういう温かいニュースのおかげでこの世も捨てたもんじゃないと思える」「よくやった。こういうニュースは私の心をワクワクさせてくれる鎮痛剤だ」と心温まる話題に癒やされたという声もあちこちで上がった。(翻訳・編集/松村)