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内外装、従来型と判別するポイントは?

フェイスリフトを受けたSクラスは、あたらしいルックスのグリル、ヘッドライト、デイライト(3本のLEDのストライプ)、バンパーを組みあわせる。まるでクリスタルのような、ギラリとしたテールランプも特徴。

内装は、厳密には、最新のクルーズ・コントロールやあたらしいデザインのステアリング、ワイヤレス充電装置、64ものカラー・テーマからなるLED照明が、これまでのSクラスと異なるところだ。

装備としては、エアコン、フレグランス、照明、サウンド、マッサージ機能などが連鎖的に機能し、6種のパターンでドライバーを心地よくする装置が、あたらしく設定されている。

自動運転にまつわる装置

このクラスともなれば、どのメーカーも力を入れるのが自動運転とかかわる装置。

メルセデスは「Distronic Active Proximity Control」と「Active Steer Assist」呼ばれるふたつのシステムを主軸とする。

簡単に言ってしまえば、標識に書かれた速度制限を車体が認識し、加減速を自動でおこなうシステムで、30秒までならば操舵もする。

また「Magic Body Control」と「Curve」ファンクションのコラボレーションで、コーナリング時に最大3.0°車体を傾ける。ロール感を軽減する。(クーペには既に採用済み)

またLEDのヘッドライトにも改良が施され、最大で650mまで前方を照らすようになるという。

エンジン・ラインナップ(まずは英国の場合)

英国のラインナップをまずはお伝えしよう。日本市場に投入されるモデルのヒントになるはずだ。

英国において、ディーゼル・モデルが投入されるのは今回が初。S350dとS400dを輸入する可能性はあるとのことだ。いずれも3.0ℓ直列6気筒ディーゼル。前者は210ps、後者は341psをそれぞれ発揮する。

さらに「S560」の名が復活するのもポイント。既存のS500が載せるツイン・ターボの4.0ℓV8ガソリン・エンジンをベースとする可能性が高い。

なお、S500eの後継として、S560eが設定される予定。3.0ℓ直列6気筒ガソリン・エンジンと、ブースター・コンプレッサー/電気モーターの両方の役割をになう48Vの電気システムを組みあわせる。

さらにS63も。5.5ℓV8ガソリン・ユニットの代わりに4.0ℓV8を載せる。パワーは26psアップの621psに達する。

S65は、引きつづき6.0ℓV12ツイン・ターボを搭載。最高出力と最大トルクは630psと101.9kg-mとなる見込みだ。

2018年には、S300hやS400、S600、S650マイバッハも追加デビューするはずである。

英国市場、ワンポイント

・販売開始は10月ごろ
・エントリー・グレードは廃止
・80%は引きつづきAMGライン
・やや値上げ £71,585(991万円)〜