近藤勇。剣 の 猛 者 た ち が惚 れ た 英 傑!近藤の試衛館には、永倉や山南敬助な ど江戸の猛者たちが入門した/国立国会図書館 近代日本人の肖像

写真拡大

■ 近藤勇150回忌と諸士の供養祭!

【写真を見る】供養祭前の様子。男女問わず今も愛される局長。厳かな 法要なのでマナーを守って参加しよう。/寿徳寺

連載第1回は、各地にある近藤勇の墓所、そして各地で営まれる法要の中でも、永倉新八との「熱い男の絆」を感じられる聖地の供養祭をご紹介!

4/23(日)、東京都北区の寿徳寺の境外墓地で、新選組局長・近藤勇の墓前供養祭が営まれます。このお寺では毎年、近藤の命日である4/25近くの日曜日に、諸隊士を含めた新選組の供養が続けられていますが、今年はなんといっても局長の150回忌! 新選組ファンはもちろん幕末ファンにも見逃せない節目なのです。慶応4年(1868)正月、鳥羽伏見の戦いに敗れた近藤と新選組は、江戸に引き返し、甲陽鎮撫隊と名を改めて甲州勝沼に出兵しました。しかしここでも敗れ、会津藩と合流すべく北を目指す途上、近藤は千葉の流山で敵軍に無念の投降。そして板橋宿手前の刑場へ連行され、4/25に斬首。首はわざわざ新選組活躍の舞台だった京に運ばれて晒され、胴体は付近に葬られたといわれています。

後の明治9年(1876)、元二番隊組頭・永倉新八が発起人となり、新選組の主治医だった松本良順らと協力して、この地に局長と同志たちの供養塔が建てら 例年法要では焼香に参列できるほか、隊士のご子孫のお話を聞ける貴重な体験も! ミニ局長像や近藤・永倉のお墓、新選組ファンの交流ノートに近所の寿徳寺本堂の局長石板などなど楽しんで、新選組づくしの日曜を過ごしてはいかが? 【東京ウォーカー編集部】