釜山の日本総領事館前に設置されている少女像(資料写真)=(聯合ニュース)

写真拡大 (全2枚)

【ソウル聯合ニュース】韓国・釜山の日本総領事館前に旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像が設置されたことへの対抗措置として一時帰国し、今月4日に85日ぶりに帰任した森本康敬・釜山総領事が19日午前、地元の釜山市東区の朴三碩(パクサムソク)区長と面会し、少女像の移転を巡って間接的に圧力をかけたことが分かった。

 森本総領事は数日前、朴区長に電話をかけ、あいさつを兼ねた面会を提案したという。
 森本総領事は面会で、日本では日本総領事館前に少女像が設置されたことに良くない感情を持っていると述べたという。これに対し、朴区長は「少女像問題は次期政権が発足すれば日本政府と対話で解決する問題」として、「東区はこれ以上関与しない」との姿勢を示した。その上で、「日本が被害者の立場だったらどうだったのか。ドイツ政府は過去について謝罪し続けているが、日本はそうではない」と指摘。「任期内に少女像を移転しないと公表している。移転する考えはない」との従来の立場を繰り返した。

 一方、19日午後、ソウルに住む70代の韓国人男性が釜山の日本総領事館前の少女像を壊そうとしたが、警察に阻止された。先月16日、ソウルの日本大使館前にある少女像を撤去しようとした男性は釜山の少女像も壊すとしていた。男性は「少女像が憎いわけではないが、日本の公館前に少女像を建てたのは外交上、欠礼だ」と主張した。
 警察は男性が犯罪行為をしたのではないと判断し、身元確認後に帰宅させた。
kimchiboxs@yna.co.kr