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米Facebookは4月18日 (現地時間)、開発者カンファレンスF8 (4月18日〜19日)で「Messenger Platform 2.0」を発表し、「Messenger」の複数の新機能を披露した。

昨年のF8でMessenger向けのチャットボットのプラットフォーム「Bots for the Messenger Platform」を発表してから1年、月間アクティブボットが100,000個を超えた。企業のサポートサービスに連絡しなければならない時に電話のやり取りは面倒に感じるが、チャットボットなら気軽にアクセスできる。Messengerボットは人々とビジネスのつながりを強め、この1年で人々とビジネスの間のメッセージのやり取りが20億件/月に倍増した。Messenger Platform 2.0では、ビジネスがよりリッチな体験をユーザーに提供できるようにし、増加するボットからユーザーの「発見」を促す強化が行われている。

米国では18日から一部のユーザーを対象に「Discover」タブの提供が始まった。人気やトレンド、機能など様々な方法でボットをブラウズできる。ボットストアと呼べるようなタブだ。またQRコード(Messenger Codes)のサポートで、広告やポスターといったオフライン環境からもユーザーをボットに導けるようにした。スポーツの試合やコンサートの会場に会場案内のボットのQRコードを掲示しておけば、ユーザーがMessengerカメラでQRコードをスキャンするだけでアシスタントを受けられる。

Messengerが本質的にソーシャルなツールであることを活かせるように、「Chat Extensions」という複数のユーザーが同じボットとグループチャットできる機能を追加した。例えば、気に入った曲について友達の意見を聞きたいユーザーが、グループスレッドにSpotifyのボットを加えることで、Messengerを離れることなくグループで曲を聴いてコメントを交換できる。Spotifyのほか、TheScore、OpenTable、Food Network、NBA、Wall Street Journal、KayakなどがChat Extensionをサポートしており、Apple Musicの対応も予定されているという。

ソーシャルという点では、ゲーム機能にも「Rich Gameplay」が加わった。ターン制のゲームを楽しめる機能だ。そうしたゲームへのアクセスや友達との競争が容易になるように、ホーム画面にゲームタブを用意した。18日より米国において、一部のユーザーからロールアウトが始まっている。Facebookによると、昨年11月に提供開始したMessenger上のカジュアルゲーム「Instant Games」は、90日間でユーザーのプレイ回数が15億回を超えた。

(Yoichi Yamashita)