済州島で遊説を行う文氏=18日、済州(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】5月9日に投開票される韓国大統領選で、支持率トップを争っている進歩(革新)系最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)候補と中道系「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)候補の世代別の支持率が明確に分かれている。

 最新の世論調査で文氏は主に20〜30代の若い層から、安氏は50代と60代以上から支持を得ている。
 世論調査会社のリアルメーターがCBSの依頼を受け、17〜18日に全国の成人1012人を対象に行った調査によると、文氏は20代(55.6%)、30代(63.8%)、40代(59.9%)から、安氏は50代(44.7%)、60代以上(47.5%)から高い支持を集めた。
 別の世論調査会社のエムブレーンがソウル新聞・YTNの依頼で17日、成人1049人を対象に実施した調査でも文氏は19〜29歳(44.1%)、30代(50.0%)、40代(50.4%)で、安氏は50代(42.9%)、60代以上(49.4%)で支持率が高かった。
 今回の大統領選は朴槿恵(パク・クネ)前大統領が罷免された影響などで文氏や安氏ら野党陣営の候補が支持を集めている。これまでのように、南東部の慶尚道では保守系の候補が、南西部の全羅道では革新系や革新系に近い候補が優位となる地域構図がなくなり、世代間の対決構図となっている格好だ。

 こうした現状を踏まえ、文氏と安氏は支持率の低い世代を狙った選挙運動に力を入れている。文氏は18日、済州島での遊説で高齢者向けの政策を発表したのに続き、19日には50〜60代を対象にした政策を打ち出し、年齢層の高い有権者の取り込みを図っている。安氏は2012年に政界入りした当時、若い世代から熱狂的な支持を得ていたが、支持層が中年・高齢層に移ったことに当惑しており、若い世代の支持回復に奔走している。
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