春になると新しい知人が増えたり、以前知り合った方と再び顔を合わせる機会が増えます。すると「この人名前なんだっけ?」と、相手の名前が思い出せない場面に遭遇する機会も増えるのです。大事な仕事仲間や子供の父兄であったりすると、名前を思い出せないことで心象を悪くすることもあります。円滑な関係を築く上でも相手の名前はしっかり覚えておきたいところ。なかなか覚えるのが難しい人の名前ですが、人の名前をきちんと覚えている人が実践している、人の名前の覚え方を実践すれば、比較的容易に人の名前を覚えることも可能です。

基本の名前の覚え方。頭の中で連呼し実際に呼ぶ

まず最初に相手に名前をうかがった際に、頭の中でその名前を連呼するようにしましょう。相手が山田さんなら「山田、山田、山田」というように。これは基本的なインプットの作業なのですが、次にアウトプットしていきます。今聞いた名前で、早速相手を名前で呼ぶのです。当然何度も「山田さん、山田さん、山田さん」と実際に呼ぶのは不自然なので、会話の中に自然と取り入れる感覚で呼んでいきます。「今日は暑いですね、山田さん」、「山田さん、今回は会えてよかったです」といった感じです。名前を聞いただけではなかなか覚えられませんので、まず相手の名前を記憶するために、実際に使用するよう心がけましょう。

感じたイメージと紐付ける

相手と顔を合わせる際、相手に対して何かしらの印象がわいてくることだと思います。例えば、身体が細い、筋肉質、大人っぽい、ワイルドな髭、目力のある目元、高い鼻、といったものですね。これらイメージをとにかく名前と紐付けましょう。「筋肉質でワイルドな髭をもつ山田さん」といった感覚です。別に見た目だけではなくて、話し方やしぐさなど、とにかく印象的な項目を名前と紐付けるようにして覚えましょう。

勝手なイメージと紐付ける

人は名前よりも、背景情報の方が記憶に定着しやすいと言われています。例えば清水さんという名前を聞くより、清水寺の関係者と聞いた場合の方が、圧倒的に記憶に残っている傾向にあるようなのです。だから相手の名前をうかがった際、相手に勝手なイメージ背景を紐付けることをおすすめします。田中さんなら「田んぼで中華料理店を営む」、佐藤さんなら「砂糖工場に勤務」といった感覚。とはいえ勝手なイメージなので、絶対に口に出して言わないように。あくまで頭の中で勝手にイメージする方法なのです。

上記のほかにも、名前を覚えることが得意な方は、漢字表記を伺って覚えてやすくしたり、フルネームで覚えるようにしたりと、それぞれ覚え方は異なるようです。そういった覚え方の中でも、これだったら自分にもできそうというものを参考にして実際に試してみてはいかがでしょうか。これら覚え方を実践するだけで、何もしないよりは圧倒的に記憶に定着しやすくなるはずです。どうせ覚えられない、とか年齢のせいかな、と諦めずにまずは相手の名前をしっかり覚えることも脳トレと思って実践しましょう。


writer:サプリ編集部