17日、香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは「卒業後帰国してより良い就職先を探す中国人留学生が上昇中」と題する記事を掲載した。写真はコロンビア大学。

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4月17日、香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは「卒業後帰国してより良い就職先を探す中国人留学生が上昇中」と題する記事を掲載した。

中国政府によると、去年卒業した留学生のうち、帰国を選んだ割合は全体の82.23%で、2012年の72.38%に比べ上昇している。

武漢出身の陳●(チェン・トン、●は丹にさんづくり)さんは、ニュージーランドで17年間留学と仕事をしていたが、4カ月前に帰国した。より大きな経済規模を持つ中国にこそビジネスチャンスが多いと考えたからだ。「北京に帰ったのはここの雰囲気が好きだからです。ここにはビジネスチャンスがあります」とすでにプロジェクトマネージャーになった陳さんは語った。ニュージーランドの国内市場は小さすぎるため、陳さんの若い知り合いの多くもニュージーランドを離れ、中国に戻ってきたという。

南京から米コロンビア大学に留学している兪琴悦さんは、以前、米国での就職を望んでいたが、就職ビザの獲得の難しさという現実に直面し、考え直さざるを得なくなった。「私たちが米国で努力している時、中国国内には無尽蔵のチャンスがあり、全ての業界が日増しに成長している様子を知りました。それを見て多くの人が、なぜアメリカでチャンスを待っていなければいけないのかと自問するようになりました」と語った。

長沙出身のオリバー・毛(マオ)さんはボストンのタフツ大学を卒業した後に中国に帰国した。現在は上海で働く毛さんは、「アメリカで仕事する中国人には昇進に限界があると分かっている」と述べた。

21世紀教育研究院の熊丙奇副院長によると、外国の就職市場は激増している中国留学生を受け入れ切れていないのだという。熊氏はまた、以前奨学金が海外留学の唯一の頼りだったことに比べて、現在は裕福な家庭もまた子供を海外留学させる力を持っていると指摘。「近年、それほど優秀ではない学生も多くが海外へ留学し、その大部分が卒業した後に帰国を選択している。彼らが留学生の中の帰国者数を押し上げている」と分析した。また、中国教育研究院の儲朝暉研究員は、「異国で一人で奮闘するより、多くの人脈がある国内の方が就職に有利だ。帰国すれば彼らの両親も助けてくれる」とその利点を語っている。(提供/環球網・編集/黄テイ)