成田凌が出演する「君の名は。」×「BOSS」のスピンオフ映像に涙腺崩壊 「連休帰ってくるんよね?」という母の電話に息子は…

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現在放映中のサントリー「クラフトボス」CMは、自由な社風の会社で働く人々の姿をフィーチャー。堺雅人さんとその部下、成田凌さんと杉咲花さんたちとのコミカルなやりとりが話題のシリーズです。

2017年4月13日にYouTubeで公開されたのは、このシリーズのスピンオフ作品『なんでもないや/ CRAFT BOSS inspired by 君の名は。「TOKYO」篇 』。

映画『君の名は。』とコラボしたこの物語で主演を務めるのは、同作で三葉の同級生・勅使河原克彦(通称:テッシー)の声を担当した成田さん。テッシーは、家業を継がなければいけないため田舎から出たくても出られない。だけど最後の最後に起こったあの出来事のおかげ(?)で、念願の上京を果たすことができた……という役柄です。

【上京組なら身に覚えがあるはず】

スピンオフ作品に出てくる成田さんの姿は、まさにテッシーそのもの。田舎から上京し、仕事をバリバリこなし、飲み会にも積極的に顔を出して、充実した毎日を送っている様子です。

ですがその一方で、故郷の母からの電話にはなかなか出ようとしません。ようやく出たと思ったら、「今度の連休、帰ってくるんやろ。何時の電車になる?」という問いかけに、小さな声で「ちょっと、帰れんと」とつれない態度をとってしまいます。「あんた、何がそんなに忙しいんよ」という母の言葉に何も答えられなくて、ただただ笑うばかり……。

【なぜ、帰れないんだろうね】

何が一体、そんなに忙しいのか。忙しいことに間違いはないけれど、帰ろうと思えば帰れる状況にあるのに。

故郷になんとなく、帰れない。帰りたくない。地元を離れ上京した人の中には、そんな思いを抱いたことがある方が少なくないのではないかと思います。

【昔の自分を見ているようでした】

殺伐とはしていても刺激の多い東京という街で、仕事や人、環境に揉まれていると、自分が生まれ育った町がカッコワルイものに思えてくる。帰ったとき、そのことを思い知らされるのが恥ずかしくって、なぜだか「ここは自分の場所ではない!」と思えてしまって、東京に戻りたくなってしまう。

20代前半の頃のわたしは “東京コンプレックス” を抱えていたため、実家に帰るたび、そんなふうに思っていました。そして気がつけばどんどん、足が遠のいていったっけ。物語の中の成田さんが抱えているものはハッキリとはわからないけれど、当時の自分とリンクしてしまうな……。

【特に『君の名は。』ファンは必見です!】

スピンオフ作品には、『君の名は。』劇中にも出てきた信濃町駅付近にあると思われる “あの歩道橋” が登場します。そしてバックに流れるのは、やはり『君の名は。』で流れていたRADWIMPS『なんでもないや』のアレンジバージョン。

東京で必死にもがきながら故郷へ帰れないでいる成田さんの姿が、歩道橋で昔に思いをはせる横顔が、自然とテッシーの姿と重なって、気がつけば涙腺が崩壊してしまうセンチメンタルな作品は必見です。

30代半ばとなったわたしは、まだ若い成田さんに、「そんなときもあるよ。でもたぶん、あともうちょっとで、故郷を愛しく思える日が来るからね」と伝えてあげたくなっちゃいました。連休も近いことですし、この動画を機に、お母さんに会いに帰る人が増えるといいな。

参照元:YouTube、サントリー
執筆=田端あんじ(c)Pouch

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