メッセージアプリ「ワッツアップ」のロゴ。仏パリにて(2016年12月28日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】欧州警察機構(ユーロポール、Europol)は18日、メッセージアプリ「ワッツアップ(WhatsApp)」を使って児童ポルノ画像をオンラインで共有していた小児性愛者ネットワークを摘発し、欧州と中南米合わせて十数か国で容疑者39人を逮捕したと発表した。

 ユーロポールが発表した声明によると、中南米およびドイツ、イタリア、スペインで先月行われた家宅捜索により、子どもへの性的虐待を含む内容が収められた数百個の記憶媒体が押収された。容疑者らは犯行を隠すため、ネット上での匿名性を確保するために使われる技術「Tor(トーア)」を使っていた。

 ユーロポールによると、不適切な画像が何度も繰り返し共有されているという「明らかな証拠」があったため、スペインの捜査当局が調査を開始し、ワッツアップでグループを作り、そこへユーザーを誘い込む小児性愛者のネットワークの存在が明らかになったという。

 グループは招待制で集められたメンバーで構成されていた。ユーロポールによると現在25のグループが捜査されており、スペインの警察当局によると押収された画像や動画には乳児から8歳までの子どもを含む被害者たちへの「屈辱的で」「度を超えて残虐な」行為が収められていたという。

 ユーロポールと国際刑事警察機構(インターポール、Interpol、ICPO)は逮捕された容疑者の数を38人としているが、スペインの警察当局はこれまでに39人が逮捕され、そのうち17人がスペイン国内で逮捕されたと発表している。ボリビア、チリ、コスタリカ、コロンビア、エルサルバドル、ドイツ、イタリア、パラグアイ、ポルトガルでも逮捕者が出た。
【翻訳編集】AFPBB News