Spotifyは4月19日、有料サービスの料金を通常の約半額で利用できる「Spotify Premium 学割プラン」の提供を開始しました。

広告なしの有料プランが通常の半額

「Spotify Premium 学割プラン」は、通常月額980円の有料サービス「Spotify Premium」をほぼ半額の480円で利用可能となるプランで、4月19日から日本を含む世界33カ国で提供が開始されました。
 
「Spotify Premium」は、広告なしでの音楽配信、オフライン再生、高音質ストリーミング再生に対応しています。
 
対象となるのは、Spotifyが認める高等教育機関(大学、短大、高等専門学校など)に在籍する学生で、申込時に身分証の提示が必要です。有効期間は12カ月間で、期間満了時に再度、認証を受けることで割引期間が更新されます。
 
なお、アメリカ、イギリス、ドイツでは先行して学生向けプランが導入されており、今回の拡大により世界36カ国で学割プランが提供されることとなります。

世界の学生ユーザーの音楽利用時間、一般より70%長い

Spotifyは、「Spotify Premium 学割プラン」の導入にあわせて世界の学生ユーザーの音楽利用傾向についての調査結果も発表しています。
 
日本でのサービスを開始した2016年9月29日以来、日本の18〜21歳のユーザーに最も人気があるアーティストはONE OK ROCKで、最も人気のある楽曲はThe Chainsmokers, Halseyの「Closer」だったそうです。
 
世界の学生ユーザーは一般のユーザーと比べて音楽利用時間が70%以上長く、最もよく音楽を聴くのは土曜日で、ピークは午後5時、とのことです。

最大手Spotify、Apple Musicの動きを警戒か

有料会員を5,000万人以上持つ最大手のSpotifyが、学生向けの料金割引で先行する約2,500万人の有料会員を持つ二番手のApple Musicに、同額の料金を設定して追随した格好です。
 
2017年2月の月間ユニークユーザー数では、Apple Musicが約4,000万人で、Spotifyを約1,000万人上回った、との調査結果も公表されており、SpotifyとしてはApple Musicを強く意識していると考えられます。
 
Spotifyは最近、CD並みの高音質が利用可能な「Spotify Hi-Fi」を、一部ユーザーを対象にテスト中と報じられており、サービス競争が激化しています。
 
Appleは、Spotifyでレーベルとの契約などの責任者だった元担当副社長を引き抜いたほか、SpotifyやYouTubeで活躍した人物をビデオコンテンツ担当の責任者として雇い入れています。

 
 
Source:Spotify Premium 学割プラン, プレスリリース
(hato)