18日、韓国・済州島の済州国際空港を出発し中国に向かう予定だった大韓航空便が、50代男性のいたずら電話によりフライト遅延の騒ぎとなった。写真は大韓航空機。

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2017年4月18日、韓国・済州島(チェジュド)の済州国際空港を出発し中国に向かう予定だった大韓航空便が、50代男性のいたずら電話によりフライト遅延の騒ぎとなった。韓国・ニュース1が伝えた。

大韓航空と韓国空港公社・済州地域本部によると、18日午後2時2分ごろ、大韓航空のコールセンターに男性の声で「済州発中国行きの航空機に良くないものを載せたから飛行機を遅らせろ」との電話があった。

これを受け、同日午後1時30分にソウル・金浦(キンポ)空港で乗客149人を乗せて離陸した航空機KE879便は、午後2時30分に済州空港に到着すると速やかに乗客を避難させた。その後、済州西部警察署が爆発物処理班や特攻隊などを投入し1時間にわたって同機の内部や乗客の手荷物の精密捜索を行ったが、異変は見つからなかった。

「危険物がない」との確認を受け、大韓航空側は同日午後3時30分に中国・北京に向かう予定だった同機の運航手続きを午後3時50分から再開、午後5時ごろに済州を出発した。

警察はこの電話を虚偽申告とみて受信番号を追跡したところ、同日午後3時28分ごろ、済州市内を徘徊(はいかい)していた男(53)を発見し、脅迫容疑で逮捕した。警察によると、今月初めに済州を訪れた男は住所不定の無職で、検挙時には飲酒していなかったことが分かったという。済州西部警察署刑事課のキム・ハンニョン課長は「航空機関連の脅迫は悪質だ。万が一の状況を予測して全警察が投入されるなど、人材の浪費も深刻。男を立件して具体的な犯行の経緯について調査する予定」と明らかにした。

韓国のネットユーザーからは「50歳を過ぎてるのに分別がなさ過ぎる」「年を取ってまで何してるんだ」など男への非難コメントや、「今の韓国の国民性を深刻なほど下降させてるのが50代と60代。市民意識ゼロだ」「朴槿恵(パク・クネ)支持者が多い世代だね」「ヘル朝鮮(地獄のような韓国)の創始者」と、男と同世代の人たちを非難するコメントなどが多く寄せられている。

その他、「航空機相手のいたずらは相当な経済的損失につながるため、厳罰に処して他の人がまねしないようにしないと」「遅延により生じた損失は大きい。損害賠償をするべき」と厳罰や損賠賠償を求めるコメントや、「といってもお金がないだろうから、男に空港を掃除させたらいいね」と提案するコメントもみられた。(翻訳・編集/松村)