@AUTOCAR

写真拡大

新型レクサスNX、3つのポイント

・力強いデザインの進化
・走りのさらなる熟成
・「Lexus Safety System +」標準設定による安全運転支援の強化

それぞれを、以下の3つの項に分けておさらいしよう。

力強いデザインの進化

従来型のコンセプトは「Urban Sport Gear」。SUVのボディ形状に、スポーティさと力強さを融合させたことで、好評だったという。今回はそれを拡充させた。

エクステリアは、フロント・バンパーをより鋭く低重心な造形としたほか、スピンドルグリルをLX、RXとの共通性をもつレイヤー状のデザインとした。

また、三眼式のLEDヘッドランプは超小型LEDランプ・ユニットを採用している。

インテリアは、ヘッドアップ・ディスプレイ(HUD)と一体化したメーター・フードや、シンプルかつ機能的なスイッチ配置としたセンター・クラスターなど、内装部品を刷新することで、高い操作性を実現。

また、10.3インチ・ワイド・ディスプレイや、新型リモート・タッチを採用。

両手がふさがっている状態でもバック・ドアの開閉が可能なキック・オープン機能付きパワー・バック・ドアなど新たな装備を採用し、利便性を向上させている。

走りのさらなる熟成

従来型から機敏な走りが好評だったという。これをさらに進化させるとともに、快適性も向上させているそうだ。

サスペンションのチューニングで車体のロール特性や操舵に対する応答性を向上させたほか、アブソーバーを変更している。

新型AVS(Adaptive Variable Suspension system)を採用し、よりきめ細かい減衰力の制御で操縦安定性/乗り心地を向上させる意図があるようだ。

「Lexus Safety System +」標準設定による安全運転支援の強化

「交通事故死傷者ゼロ」を目指し、「Lexus Safety System +」を標準設定している。

「Lexus Safety System +」の内容は以下のとおり。

・「プリ・クラッシュ・セーフティ」:歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ

・「レーン・ディパーチャー・アラート(ステアリング制御機能付)」:車線逸脱による事故の予防に貢献

・「アダプティブハイビームシステム」:ハイビーム照射時に、先行車のテールランプや対向車のヘッドランプをカメラで検知し、その部分を自動的に遮光して対向車の眩惑を防ぐ

・「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」:設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節することで一定の車間距離を保ちながら追従走行できる



現地レポート:「オート上海 2017」 他のモデルを見たい方はコチラ