君しかいないっ! 既婚者に聞く「結婚の決め手」

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結婚する決め手となることは色々あるようです。既婚男女に、自身の結婚相手の決め手について本音を調査。結婚の決め手がないと悩んでいる人、相手にとっての結婚の決め手が知りたいと思っている人はぜひ参考にしてみてください。

■男性の結婚相手の決め手とは

どういったことが男性にとって結婚の決め手となるのか。女性としては興味がありますよね。既婚男性に、自身の結婚について、相手の決め手となったことについて聞いてみました。

◇結婚の決め手となった「女性の条件」

まずは、結婚の決め手となった、相手女性の条件について聞いてみました。

☆価値観が一緒

・「優しい所、お互いの価値観が合うと思ったから」(38歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「価値観が一緒。見た目がタイプだった。一緒にいてたのしい」(34歳/情報・IT/技術職)

・「お互いの価値観があって、向こうの家柄が普通」(38歳/情報・IT/営業職)

☆性格の相性がいい

・「相性が合うかどうか、一緒にいて落ち着けるかどうか」(30歳/自動車関連/技術職)

・「一緒にいて無理せず背伸びせず、疲れないで自然体でいられるか」(32歳/運輸・倉庫/その他)

☆共通の趣味がある

・「趣味が合って、共通の話題があって、色々と楽しめる点」(35歳/食品・飲料/営業職)

・「お互い野球が好きで、一緒に野球観戦ができたり一緒にパチンコができたこと」(33歳/その他/販売職・サービス系)

☆家事ができる

・「炊事洗濯掃除が得意。子供が好き」(36歳/医療・福祉/その他)

・「人並み程度に料理ができて、気がきくから」(34歳/運輸・倉庫/その他)

★既婚男性が考える結婚相手の条件まとめ

結婚の決め手となった相手の条件は、内面以外のことでは無いという意見もたくさんありました。重視するのは内面のようです。恋人の条件とは大きくちがうかもしれませんね。一緒に暮らす上でストレスがないことが大きなウエイトを占めていると感じます。

◇結婚の決め手となった「女性の性格や価値観」

もう少し結婚相手の決め手について掘り下げていきましょう。一体どういう性格や価値観の女性に「この人だ!」と感じたのでしょうか?

☆金銭感覚が一致する

・「金銭感覚が同じ水準であること」(38歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「金銭感覚や家族感の一致がある」(37歳/医療・福祉/専門職)

☆笑いのツボが一緒

・「笑いのツボが同じでお互いを尊重できること」(36歳/不動産/営業職)

・「笑うタイミングが一緒なのがよかった」(35歳/情報・IT/技術職)

☆包容力がある

・「自分のいいところもダメなところも知っていて、理解してくれるかどうか」(34歳/アパレル・繊維/営業職)

・「自分の趣味やワガママに付き合ってくれる」(32歳/医療・福祉/販売職・サービス系)

☆明るくて気立てのいい性格

・「とても気立てが良く人の悪口を言わないので」(36歳/機械・精密機器/クリエイティブ職)

・「性格は明るくて楽しくてこっちも元気がでる」(26歳/自動車関連/販売職・サービス系)

☆自分にはない面を持っている

・「あまり共通点はない。むしろ、価値観や性格が違うことが決め手となった気がする」(36歳 /警備・メンテナンス/その他)

・「自分にはない積極性や行動力があった」(35歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)

★決め手となった「女性の性格や価値観」まとめ

意外に多かった回答が、「笑いのツボが一緒」というものでした。自分が面白いと思ったことを一緒に楽しむことが出来るのは、大事なこともしれません。金銭感覚が一致することも結婚生活を送る上では重要なことのようですね。他には、気立てがいい、明るいなどの性格や、自分には内面を持っている、といった意見が挙がりました。

◇結婚の決め手となった「女性の一言」

彼氏にプロポーズしてもらいたい女性は多いはず。一体どんな一言をかければ、男性はその気になるのでしょうか? 引き続き既婚男性に聞いてみました。

☆「ずっと一緒にいたい」

・「『一緒にいて楽しい』。『これからもずっと一緒にいたい』」(34歳/情報・IT/技術職)

・「『しんどい事があっても一緒に頑張っていきたい』」(34歳/アパレル・繊維/営業職)

☆「あなたの味方だよ」

・「辛い時期に『私はあなたの味方だから』と言ってくれたこと」(32歳/自動車関連/技術職)

・「『何があっても私が守ってあげる』」(38歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

☆「あなたについて行く」

・「『どこへでもついて行く』と言ってくれた」(29歳/その他/事務系専門職)

・「『どこに行っても一緒にやっていける』と言われたとき」(38歳/金融・証券/営業職)

☆「そろそろ決断して!」

・「『結婚するか別れるかどちらかにしてほしい』」(30歳/建設・土木/技術職)

・「『そろそろ結婚してほしい』と言われた」(38歳/自動車関連 /技術職)

・「『会社を辞めて、帰郷する』と言われた時」(34歳/建設・土木/技術職)

☆一言では決められない

・「何か一言で人生の大きな決断をすることはない。積み重ね」(38歳/金融・証券 事務系/専門職)

・「一言というよりも、すべての会話を総合して」(38歳/情報・IT/営業職)

★結婚を決めた女性の一言まとめ

一言でグッとくる言葉もあれば、日常の会話の中にプロポーズを促す言葉が畳かけられている場合もあるようです。中には、煮え切らない彼氏の態度にちょっと脅しとも言えるような言葉を投げかけている例もあるようですね。

◇結婚の決め手となった「出来事」

では、既婚男性が結婚の決め手となった出来事とはどんなことがあったのでしょうか?

☆ブライダルフェアへ行った

・「ブライダルフェアにたまたま行ったこと」(39歳/運輸・倉庫/営業職)

・「お付き合いしてる時にブライダルフェアに付き合ってくれた」(36歳/アパレル・繊維/技術職)

・「デートで結婚式場を、見に行った事です」(33歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

☆切っても切れない縁を感じた出来事

・「一度わかれましたが、また時間を空けて付き合うことが出来たので、それをきっかけに結婚を強く意識しました」(38歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

・「長い間同棲してて、一度別れて、相手から連絡がきたとき」(34歳/運輸・倉庫 /その他)

☆周りの結婚

・「友人たちが結婚・出産で、今までのように遊べなくなったことは結婚を考える大きな出来事ではありました」(37歳/自動車関連/クリエイティブ職)

・「自分の周りの結婚式にいったりしていて、憧れもあったため」(32歳/商社・卸/営業職)

☆親に会った

・「お互いの実家に行って紹介をしたときに認められたので」(37歳/機械・精密機器/技術職)

・「向こうの両親にあいさつに行って、納得したから」(38歳/情報・IT/営業職)

☆転勤になった

・「自分の人事異動で県外に転勤になったとき」(30歳/自動車関連/技術職)

・「会社の転勤が決まったのでそのまま結婚する事になりました」(38歳/小売店/販売職・サービス系)

☆マンションの更新や引越し

・「独り暮らし同士だったので契約更新のタイミングで結婚を考え出した」(38歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「賃貸マンションを借りて、一緒に暮らそうと考えてた時に、家族(夫婦)でないと借りれない。ということがありました」(36歳/警備・メンテナンス/その他)

☆辛いときもそばにいてくれた

・「無職の時にも別れなかったから」(33歳/医療・福祉/専門職)

・「事故があり、その際に全部介抱してくれたから」(34歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

★結婚の決め手となった「出来事」まとめ

さまざまな出来事が結婚の決め手になったと挙がりました。転勤やマンションの更新などは、女性側からできることはありませんが、ブライダルフェアデートや親への紹介などは、アプローチできそうですね。男性は「結婚」を意識する出来事が、結婚の決め手となるようです。あとは、辛い時にそばにいたり縁を感じるなど、「愛」を感じる出来事も決め手となりそうですね。

■女性の結婚の決め手とは

続いて、女性たちの結婚の決め手となることはどんなことなのか、既婚女性たちにアンケート調査してみました。結婚の決め手にかけるなぁ、と思っている女性のみなさんは参考にしてみてください。

◇結婚の決め手となった「男性の条件」

まずは、既婚女性たちの結婚の決め手となった「男性の条件」について聞いてみました。

☆安定した職業

・「見た目は、同じくらい。職業は、地方公務員で安定している」(35歳/その他/その他)

・「優しくて安定した職業だったため」(33歳/その他/販売職・サービス系)

☆正社員

・「正社員であることと、勤続年数も3年以上経過している」(31歳/商社・卸/営業職)

・「大手の会社で正社員で働いていて、自分の意思を持っていて頼りになると思い、転勤になるためついて行くと共に結婚をきめた」(34歳/小売店/販売職・サービス系)

☆将来性

・「資格があるなど、将来的にもある程度収入の安定が見込めるということ」(33歳/医療・福祉/専門職)

・「英語がしゃべれて、結婚したら海外生活ができるから。背が180cm以上あったから」(36歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)

☆ずっと一緒にいることに違和感がない

・「ずーっと一緒にいられるかどうか。結局はこれがダメならすべてダメだと思う」(33歳/その他/その他)

・「すの自分を見せられるかどうかだと思う。旦那は、付き合っていた時、早く化粧落としてきなよ、とか、ジャージでいる事を何も言わなかった。飾らない部分を認めてくれた」(34歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

☆相性の良さ

・「第一印象から非の打ちどころがなかった。見た目、学歴、職業、家柄も申し分ないが、何より一緒にいて安心感があり、今まで感じたことのない相性の良さを感じた。『この人と結婚しなければ、自分は一生独りだ』と直感で思った」(26歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「自分が自然でいられると思ったらそれがいい」(37歳/建設・土木/事務系専門職

★既婚女性が考える結婚相手の条件まとめ

男性の回答とは、全くちがう結果になりました。一緒にいても苦にならないような同じ価値観や、性格の相性もありましたが、女性が何より気にしている条件とは、男性の経済力のようです。公務員のような安定した職業や、そこそこの企業の正社員であることが最重要課題のようですね。また、現在フリーランスでも、収入が多かったり、将来性を期待できる職業についていることが大事なようです。

◇結婚の決め手となった「男性の性格や価値観」

では、結婚の決め手となった現夫の性格や価値観については、どんなものがあるのでしょうか。

☆金銭感覚が一致

・「金銭感覚が似ていた。わたしが、気が楽にいられた」(38歳/学校・教育関連/事務系専門職)

・「お金の使い方や趣味、好みが似ていた」(34歳/その他/その他)

☆考え方が一緒

・「同じタイミングで同じ事を言うことが多々あったので、価値観や考え方が似通っているな、と感じた事」(35歳/その他/その他)

・「結婚生活を送る上で、結婚がゴールではなくスタートだと認識していた事や、子育てに対する考え方、金銭感覚が似ていた事が決め手となった」(35歳/運輸・倉庫/その他)

・「考えている事ややりたい事などが、未来を考えた時に一致している部分が多かった所」(24歳/その他/その他)

☆器が大きい

・「感情の起伏が小さく、物事に動じないこと」(36歳/その他/その他)

・「私に対して優しく、器が大きいこと」(33歳/その他/その他)

・「私と違う考えのときも、こちらの考えを否定するのでなく、話をじっくり聞き、受け止めてくれるところ」(33歳/その他/その他)

☆生活上の価値観が似ている

・「笑いのツボがあっていたり生活していく上の価値観(タバコ・お酒・お金の使い方など)が合っていた」(31歳/その他/その他)

・「一緒にいて自分と波長が合う感じがする。過ごしやすい。疲れない。落ち着く。穏やかである」(30歳/その他/その他)

☆優しい

・「優しく、広い心で受け止めてくれていたところ」(28歳/その他/その他)

・「とにかく優しい人で、私を大事にしてくれた」(38歳/小売店/販売職・サービス系)

★決め手となった「男性の性格や価値観」まとめ

これから長い時間一緒に生活していく上で「生活に対しての価値観」、「金銭感覚」、「相手を尊敬できる(ような人柄)」が大事ということが解りました。また、女性の場合は、話を聞いて欲しいという欲求があるので、そこで煩がったり、否定されたりすることがあると幻滅するようです。

◇結婚の決め手となった「男性の一言」

では結婚の決め手となった男性の一言ってどんなものがあるのでしょうか。

☆「俺が面倒をみる」

・「仕事を辞めたかったとき、『やめてもいい、面倒みる』と言ってくれた」(36歳/その他/その他)

・「『結婚したら家庭に入って欲しい』専業主婦になりたかったから」(31歳/その他/その他)

☆「君以外いない」

・「『あなた以外考えられない』と言ってくれたこと。大切にしてくれそうだったので」(29歳/医療・福祉/専門職)

・「『結婚するなら○○(私の名前)と決めてる』、と言われたので、その流れで結婚を決めました」(36歳/医療・福祉/専門職)

☆「年をとっても一緒にいたい」

・「『ずっと大事にするから、一緒に年をとっていこう』」(29歳/機械・精密機器/事務系専門職)

・「『このまま歳をとるまで一緒にいたい』」(24歳/その他/その他)

・「『おじいちゃんおばあちゃんになっても変わらずこうして過ごしたいね』」(32歳/小売店/販売職・サービス系)

☆「親の面倒もみる」

・「『私の親も大事にしたい』と言ってくれたこと」(39歳/医療・福祉/専門職)

・「『お前を好きになった以上、お前の家族も面倒見るつもりでいる』と言ってくれたこと」(31歳/その他/販売職・サービス系)

☆「一緒に生きていけたら楽しそうだな」

・「一緒にいる時に『お前といると一生楽しそうだな』と言われたこと」(32歳/医療・福祉/専門職)

・「『一緒に暮らして楽しく過ごせたらいいね』」(37歳/学校・教育関連/その他)

☆「君の子どもがほしい」

・「『お前の子どもがほしい。』真剣に言われたわけではなく、なんとなーく一緒に居る時によく言っていた。付き合っている期間も3年目に入り、多分これからも一緒に居るんだろうな、と思っていたので結婚は自然な形だったと思う」(31歳/その他/その他)

・「『子どもがほしい』と言われ自分もそう思えた」(34歳/農林・水産/その他)

☆ストレートなプロポーズ

・「『結婚しよう』とストレートに言われたこと」(33歳/金融・証券/事務系専門職)

・「『幸せな家庭を築こう』と言ってくれたとき」(36歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)

★結婚を決めた男性の一言まとめ

さまざまなバリエーションが挙がりましたが、決め手となる言葉は、基本的に男性からのプロポーズのようです。決定的なことを言われるまで、女性にとっては決め手の一言とはならないようですね。

◇結婚の決め手となった「出来事」

つづいて、既婚女性たちの結婚の決め手となった出来事について聞いてみました。

☆周囲の結婚

・「まわりの友達がだんだんと結婚していったこと」(36歳/その他/その他)

・「長く付き合っており、周りも結婚ラッシュだったので」(39歳/学校・教育関連 /専門職)

☆転勤

・「相手の仕事環境が変わり引っ越すことになったのが決め手です」(39歳/その他/その他)

・「自分の会社の移転の可能性があった」(34歳/その他/その他)

☆辛い時に支えてくれた

・「実家で金銭トラブルから父親が失踪した時に、ちゃんと隣にいてくれた事」(35歳/その他/その他)

・「精神的にしんどい時に、よく話を聞いてくれた」(31歳/その他/その他)

☆親に会った

・「自分の両親・家族と仲良くしているのを見た時」(37歳/その他/その他)

・「親に紹介して、親に押されたから」(35歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)

☆結婚の意志を問いただした

・「3年付き合ったころ、なかなかプロポーズしてくれないので本当に結婚する気はあるのかと問いただした。その日、プロポーズされた」(30歳/その他/専門職)

・「同棲して2年が経つけれど、結婚を意識する様子が全くなく、私も26歳で、結婚する気が相手にないのなら婚活しなければ、と思っていたので、結婚する気はあるのか?確認しました。すると、そのまま結婚する流れになりました」(36歳/医療・福祉/専門職

☆子どもができた

・「お腹に赤ちゃんができた。すごく喜んでくれた。結婚しようって言われた」(36歳/その他/その他)

・「子供を授かったことと、付き合って5年目だったこと」(38歳/その他/その他)

☆彼の仕事が安定した

・「相手が正社員で仕事が決まったこと」(31歳/その他/その他)

・「給料明細を見せてもらって、生活できそうな額だった」(39歳/医療・福祉/専門職)

★結婚の決め手となった「出来事」まとめ

子どもができた、転勤が決まったといった出来事から、周りの結婚や親に会うなど、周囲の影響を受けたケースまで、既婚男性の意見でも挙がった者が多く、特に男女差はありませんでした。ただ、彼の仕事が安定したり、安定していると分かったことがきっかけ、というのは女性ならではの意見かもしれませんね。

■まとめ

結婚の先輩である既婚の男女に「結婚についての決め手」について聞いてみましたが、いかがだったでしょうか。さまざまなことが決め手となって、みなさん結婚へと進んでいかれたようです。彼氏からプロポーズされたい女性は、既婚男性の意見を参考に、それとなく水を向けてみてはいかがでしょう。また、結婚の決め手に欠けていると感じる女性は、既婚女性の意見を参考に、改めて彼氏との結婚について考えてみるのもいいかもしれません。

(岩崎弘美/フォルサ)

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2017年4月にWebアンケート。有効回答数448件(22歳〜39歳の既婚男女)