インドネシアのジャワ島とスマトラ島の間にあるスンダ海峡を航行中の米原子力空母カール・ビンソン(2017年4月15日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】北朝鮮情勢が緊迫化する中、米軍が朝鮮半島(Korean Peninsula)に向かわせたとしていた原子力空母カール・ビンソン(USS Carl Vinson)を中心とする空母打撃群が、現在もオーストラリア北西部の沖合に展開していることが分かった。米国防当局者が18日認めた。

 米海軍は8日、北朝鮮を抑止するための「慎重を期した措置」として、空母打撃群に「北への航行」を指示したと明らかにしていた。

 ジェームズ・マティス(James Mattis)国防長官も11日、カール・ビンソンが朝鮮半島に向かっていると説明。翌日にはドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が「艦隊を送り込んでいる。とても強力だ」と述べていた。

 しかし匿名の米国防当局者は18日、「空母打撃群は24時間以内に日本海(Sea of Japan)に向けて北上を始める」と述べ、展開先がまだオーストラリア北西部沖であることを明らかにした。ジャワ海(Java Sea)から日本海までの距離を考慮すると、朝鮮半島沖に到着するのは早くて来週との見方も示した。

 米海軍は先週末、インドネシアのジャワ(Java)島沖を航行しているカール・ビンソンの写真を公開していた。多くのメディアは同艦を中心とする空母打撃群は北朝鮮に向かっていると報じていたが、実際には一時逆方向に航行していたことになる。
【翻訳編集】AFPBB News